お茶の名産地・静岡県の新たな取り組みとして製造されているのが、茶葉に発酵などの加工を新たに加えた「七色のしずおか冷茶」です。


【静岡発!】ふしぎな“七色の冷茶”の正体
【静岡発!】ふしぎな“七色の冷茶”の正体

まずは代表的な色をお楽しみください


色鮮やかでとても綺麗ですね。

こちらが七つ揃って横一列バージョン↓


見た目も涼やか「七色のしずおか冷茶」
見た目も涼やか「七色のしずおか冷茶」


気になる“七色”の正体は...向かって左から、「丸子(まりこ)紅茶」「花いろ烏龍茶」「藤枝かおり」「川根奥光」「静岡牧之原茶『望』」「掛川茶(深蒸し)」「有機山吹撫子」です。

うーん、まさに色々あって迷いますね。それにそれぞれどんなお茶なのか分かりません。そこで実際に静岡県東京事務所のスタッフの方にお聞きして、各お茶の特徴を以下の表にまとめてみました!こんな感じです。


「七色しずおか冷茶」のお茶の色/茶銘柄(産地)/特徴
「七色しずおか冷茶」のお茶の色/茶銘柄(産地)/特徴


こうして見ると、産地や製法、特徴など各お茶の個性に驚かされますね。筆者は赤色の「丸子紅茶」と橙色の「花いろ烏龍茶」が特に気になりました。ぜひ全部試飲して比較してみたいものです。ごくり。

静岡県東京事務所からの情報によれば、近年は国内の茶消費の約3割を紅茶(発酵茶)やウーロン茶(半発酵茶)が占め、年々生産量や輸入量が増加しているのだそうです。そこで、緑茶の一番茶や二番茶、三番茶を発酵茶などに加工し、新たな「静岡茶ブランド」づくりを開始しました。2012年8月には、静岡県菊川市の県茶業研究センター内に「発酵茶ラボ」をオープン。静岡県の茶葉の特徴を引き出した新しいお茶の開発などを行っています。

そんな中開発された「七色のしずおか冷茶」は、夏の期間限定として2012年8月13日から9月30日までの間、東京・有楽町にある Shizuoka Mt. Fuji Green Tea Plaza 静岡県東京観光案内所(東京交通会館 地下1階)で楽しめます。期間中毎日12時から17時まで、1杯400円で販売中。まだまだ暑いこの季節、ちょっとしたひと休みに良いかもしれませんね。

Shizuoka Mt. Fuji Green Tea Plaza 静岡県東京観光案内所
Shizuoka Mt. Fuji Green Tea Plaza 静岡県東京観光案内所