
米国メディア Today.com によると、タンポポには解毒作用や消化を助けるはたらきがあるのだそう。その性質に目を付け、米国のお茶メーカー Traditional Medicinals や The Republic of Tea では、タンポポの根から抽出したタンポポ茶が製造、販売されている。ちなみにその味は「心地よい焙煎の香りで、甘く、ほろ苦い」とのこと。

(出典:Traditional Medicinals)
それだけではない。米カリフォルニアの Murrieta Wine Field では、“タンポポワイン” づくりが進められているそうだ。タンポポワインはタンポポ茶とちがい、根ではなく花の部分を使って醸造される。驚いたことに、その味は少しシャルドネにも似ているのだとか!

(出典:Murrieta Wine Field 公式 Facebook ページ)
これから暖かくなるにつれ、私たちの家の周りや道端でもタンポポが花を咲かせるだろう。これらを自分で摘んで、食べたり飲んだりしてもいいということだろうか?
これについて、同メディアは次のように伝えている。
「できないことはないが、やめておいた方がいい。庭で見つけたタンポポは食用ではないので、健康的メリットは少ないかもしれない。プロにまかせておくべきだ」
