
(画像:Nestle)
登場する「Android 版キットカット」は、Android のロボット型キャラクター“ドロイド君”がデザインされた「限定パッケージ」のもの。アメリカだけでなく、オーストラリアやブラジル、日本など、19の国で5,000万個以上が販売されるそうです。さらに一部では、少量の“ドロイド君型”のキットカットも販売される予定なんだとか。Kit Kat の公式 Facebook ページも、「Android バージョンのキットカット」仕様になっています。

また、『Android KitKat』の Web サイトによると、限定キットカットを購入した人の中から抽選で、Nexus 7 などが当たるキャンペーンも、一部地域で行なわれる予定とのこと。
Android の愛称としてはこれまで、「Cupcake(カップケーキ)」や「Eclair(エクレア)」など、一般的なお菓子の名前が使われていました。具体的な商品名が使われるのは初めてのことです。
当初、Android 4.4 の愛称は、“K”を使った『Key Lime Pie』になると言われていました。ところが、“Key Lime Pie がどのようなものか、具体的に想像できる人は少ない”との声を受けて、社内で『KitKat(キットカット)』案が浮上。Nestlé が快諾し、『Android KitKat』が誕生したそうです。
Android 部門チーフの Sundar Pichai 氏は、Google 本社前に運びこまれた“キットカットバージョンのドロイド君”の写真を Google+に投稿し、次のように述べています。
「(出張先の)アジアからオフィスへ戻ってきたとき、コイツが待っていたのを見てわくわくしたよ。新しい Android の発売が待ちきれない!」

発売日は明らかにされていませんが、日本でも販売されるようなので楽しみです。『Android 4.4 KitKat』のリリースとともに、気長に待つことにしましょう。