旅先でついつい食べてしまうソフトクリーム。その土地ごとにいろいろな味があって、道の駅やサービスエリアに寄るたびに手を出してしまいます。
今回は、宮崎県南部で出会ったソフトクリームたちをご紹介。人気の名産品ももちろん、ソフトクリームになっていました!
◆宮崎といえばコレは外せない!
果物がたくさんとれる宮崎県。ソフトクリームになりそうな名産品といえば…そう、マンゴーです。コレは外せないでしょう。
宮崎空港から車で1時間ほどのところにある、関之尾の滝(都城市)で見つけた「アップルマンゴーソフトクリーム」(300円)。道の駅…ならぬ「滝のえき せきのお」で販売されています。
アップルマンゴーは、マンゴーのなかでも強い甘みが特徴の品種。ソフトクリームを口に含むと、マンゴーの甘酸っぱさがしっかりと感じられます。ベースはミルクかな。後味はさっぱりめで、シャーベットに近いタイプの舌触りでした。オレンジ色のクリームの中には、よく見ると、濃いオレンジ色のツブツブが。アップルマンゴーのパウダーだったりするのでしょうか。
◆大人のソフトクリーム
続いては、大人だけが食べられるソフトクリーム。なぜなら
焼酎入りなのです。
焼酎メーカー・霧島酒造が運営する「霧島ファクトリーガーデン」(都城市)の「焼酎ソフトクリーム」(300円)は、看板商品の芋焼酎「黒霧島」を使ってつくられています。
口の中に広がる香り、そして余韻が、焼酎そのもの。焼酎を一度加熱してから加えてあるそうで、アルコールくささはありません。こちらもさっぱりとしたタイプで、余韻を残しつつすっと消えていきます。工場見学後の休憩にオススメ。
◆ぜいたくな空港名物
最後は、旅の締めにもピッタリなソフトクリームをご紹介します。宮崎空港1階にあるジューススタンド「パーム」の「マンゴーソフトクリーム」(520円、ぜいたくだ…)です。
ほんの少し黄みがかったクリームの上に、マンゴー果肉がゴロゴロ!半解凍状態でシャリシャリしています。そしてクリームは、生の果肉のみずみずしさを感じさせる香りでありながら、舌にからみつく濃厚さ。量はとっても控えめだけど、食べ応えはバッチリな、リッチさ溢れる一品でした。同じマンゴーでも全然違うんだな。
同店ではほかにも、特産品の日向夏を使ったソフトクリームや、フレッシュジュースなども販売されています。こちらもものすごくおいしそう!空港で中途半端に時間が余ってしまったときの休憩にもよさそうです。ジュースとソフトクリームを交互に口にしながら搭乗口へ向かう人もいました。器用だ。
◆食べ逃した正体不明のヤツ
3つのソフトクリーム、いかがだったでしょうか。実は「甘乳蘇ソフトクリーム」なるものも狙っていたのですが、行程の都合上食べられず…。つぎの機会に絶対にリベンジしよう!(と思って調べたら、なんと東京でも食べられるという情報が。これは確かめに行かねば。)