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【これ知ってる?】カステラ本家 福砂屋の「オランダケーキ」【38品目】


“ひそかな名品”を紹介する連載。38品目は、カステラ本家 福砂屋(ふくさや)の「オランダケーキ」。

福砂屋は、江戸時代1624年に長崎で創業したカステラの老舗。現在は全国のデパートなどに店舗を展開している。店名でピンと来なかった人も、「黄色の紙袋に入ったカステラ」といえば思い当たるのではないだろうか。

手書きのイラストが印象的な福砂屋の紙袋

今回紹介するオランダケーキは、伝統のカステラをココア味にアレンジしたもの。天面にクルミとレーズンがトッピングされている。価格は0.6号が1本1,188円、1号は1本1,890円(いずれも税込)。

今回は1号サイズを購入。レンガのような落ち着いた赤色の外箱に入れられている。

シックな赤色の箱入り

中のオランダケーキを取り出すと、ココアの香りがあたりに漂う。すでに10切れにカットされているためナイフは不要。

切れ目入りでナイフいらず

カステラ同様のしっとり・ふわふわとした食感に、きめ細かく繊細な口どけ。濃厚ながら品の良い甘さが広がる。

見た目からふわふわ食感が伝わってくる

これにココアの芳醇な香りとほんのりとしたほろ苦さ、カリッと香ばしいクルミ、レーズンの甘酸っぱさが加わり、複雑な味わいを奏でる。食感も変化に富み、カステラよりも大人好みの味わいだ。といってもクセが強かったりお酒が使われているわけではないので、子どもでも食べられる。

ジューシーで甘酸っぱいレーズンのアクセント

福砂屋のカステラといえば喜ばれる手土産の定番だが、それゆえ食べたことのある人が多い。少しの驚きをプラスしたい時には、オランダケーキを選んでみては。なお日持ちは未開封で1週間程度となっている。

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