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フランス アルザス地方のクリスマス菓子「ベラベッカ」スパイスと洋酒が効いた “洋梨のパン” を意味する焼き菓子


ドイツのクリスマス菓子として有名な「シュトーレン」。クリスマスを待つ間、少しずつスライスして食べるパンの一種です。ドライフルーツやナッツを練り込み熟成させた深い味わいと保存が効くのが特徴。

クリスマス、ドライフルーツ&ナッツ、熟成といったキーワードを同じくするのがフランス・アルザス地方の「ベラベッカ」。まだ日本ではシュトーレンほどポピュラーではありませんが、近年ちらほら目にするようになってきたのでご紹介します。


フランス・アルザス地方 クリスマス菓子「ベラベッカ」

「洋梨のパン」を意味する、アルザス地方の伝統的なクリスマス菓子。洋梨をはじめとしたさまざまなドライフルーツやナッツをたっぷり練り込み、スパイスとチェリーブランデーを効かせて仕上げた焼き菓子です。

今回はパティスリー・サダハルアオキ・パリで入手。洋梨、いちじく、プルーン、オレンジ、クルミ、アーモンドなどを加え、じっくり焼き上げられています。価格は2,019円(税込)。


特徴的なのは花のような形のスパイス「八角」が使われていること。香りにアジアンテイストのアクセントをプラスしています。



シュトーレンよりもさらに“具が主役”といった様子のベラベッカ。ほぼフルーツとナッツでできており、ドライフルーツの甘さと風味が華やか。

具材がほとんど

名前は「パン」を意味するけれど、その実全然パンじゃない。ごく薄くスライスして、おやつというよりワインやシャンパンのおつまみがお似合いの複雑で濃密な味わいです。カマンベールチーズやフォアグラテリーヌをのせるのもおすすめだとか。

薄くカットして、チーズなどと合わせても

この時期だけしか手に入らないベラベッカ。クリスマスに新しさを取り入れたい人は探してみて。
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