
渋谷区富ヶ谷にある「岬屋(みさきや)」は、知る人ぞ知る和菓子の名店。食べログなどでも高い評価を得ていて、一度食べると虜になる人が続出しているもよう。
同店のお菓子は一部の百貨店などでも販売されることがあるようですが、このたび編集部もフード&タイム イセタンでたまたま発見!ということで今回「黄味しぐれ(きみしぐれ)」を食べてみました。

岬屋の黄味しぐれ
●空模様に見立てた和菓子
黄味しぐれは、卵黄を使った餡でこし餡を包んで蒸した京菓子。蒸しあがったときにできる表面のひび割れを「時雨(しぐれ)」が降る空模様に見立てた、なんとも風情のあるお菓子です。
3個入り600円(税別)
あずきや卵黄、もち米などを使って仕上げられた岬屋の黄味しぐれ。保存料などは入っておらず、賞味期限は製造日を含めて3日です。もこもことした黄身餡の割れ目から見える、中のこし餡がおいしそう!

ひび割れが、雲間から差す光や稲妻のよう
●その味は?
さっそくひと口かじると、ほこほこっとしたやわく儚い口あたりがお出迎え。さらりと口どけて、やさしいたまごとあんこの甘みがしっとり広がります。
ほこっ

ああ、おいしい
口どけも味わいも上品で、しみじみとした滋味深いおいしさ。年代や性別を問わず愛されそうです。緑茶やほうじ茶はもちろん、コーヒーにも合いますよ。