モモフクヌードル

今年(2018年)10月にオープンした「MOMOFUKU NOODLE(モモフクヌードル)」。日清食品と大阪の阪急うめだ本店がコラボレーションした、オーダーメイド型カップヌードルショップです。

販売されている「モモフクヌードル」は、“野菜たっぷり”がコンセプトのプレミアムなカップヌードル。その大きな魅力は自分好みにオーダーメイドできるところ。スムージースープ3種類から1つと、野菜具材「ヤサイコロ」10種類から4つを自由に組み合わせられます。価格は1つ540円(税込)。


モモフクヌードル
ヤサイコロは10種

透明な仕切りの奥には、スープの粉末とカラフルな具材がズラリ。スタッフの方に組み合わせを伝えると、目の前でカップに入れてもらえます。自分だけのカップヌードルが出来上がっていく様子を見るとワクワクする!

モモフクヌードル
確認しながら入れてくれます

仕上げに機械でふたをつければ完成。この工程も目の前で楽しめます。

モモフクヌードル
3種類をオーダー

作り方は熱湯を内側の線まで注ぎ、外ふたをして3分待ちます。別添えのソースを加え(お好みで後がけでも良いかも)、よく混ぜれば完成。

◆グリーン

スープは、ほうれん草とブロッコリーのグリーンスムージースープ。とろみのあるスープは、良い意味で“野菜のペーストっぽさ”が残っていて、旨みがギュッと凝縮されている感じ。塩気の中に深いコクが溶け込んでいます。途中から別添えのバジルペーストで爽やかな香りをプラス。

モモフクヌードル
お湯を注ぐ前

モモフクヌードル
注いだ後

めんは、食物繊維入りの層を全粒粉入りの層でサンドした3層仕立て。平打ちウェーブタイプでスープとよく絡みます。スープが濃厚な分、めんがノンフライであっさりしてるのが好バランス。ラーメンというよりもおしゃれなイタリアンで食べるスープパスタのよう。

モモフクヌードル
食物繊維はレタス2個分だとか

具材となるヤサイコロは、ペースト状の野菜などを固めて乾燥させたもの。今回選んだのはトマトと赤ピーマン、えだまめ、ビーツ。どれも舌の上でほろっとほぐれて、それぞれの風味を広げます。野菜の自然な甘みによって味わいはよりまろやかに。自分でサラダチキンや温泉卵をトッピングしても合いそう。

モモフクヌードル
自然な甘み

◆レッド

スープはトマトと赤パプリカのイタリアンレッド。真っ赤なスープにトマトの旨みが詰まっています。あと口に残るみずみずしい甘みは、たぶん赤パプリカのおかげ。添付のバルサミコ酢ソースをかけるとやわらかな酸味が加わります。

モモフクヌードル
カラフル

ヤサイコロは、口内でとろけるアボカド、甘みのあるにんじんとかぼちゃ、ほうれん草をチョイス。ほうれん草のクオリティが思った以上に高く、あの青っぽい風味がしっかり感じられます(えぐみは全くありません)。

モモフクヌードル
左がほうれん草、右がアボカド

◆イエロー

にんじんとココナッツミルクのエスニックカレースープ。お湯を注いで待つとココナッツの甘い香りがふわり。まろやかな風味の後に、ほんのり辛みが残ります。トムヤムペーストによって味わいに奥行きが生まれ、本格派に。

モモフクヌードル
個人的に最もお気に入り

選んだヤサイコロはえだまめ、じゃがいも、とうもろこし、ほうれん草。やわらかなヤサイコロが、じっくり煮込んでとろとろになったカレーの具材みたい。とうもろこしやじゃがいもは甘みがあって、子どもも大人も好きなやつ。

モモフクヌードル
赤のヤサイコロ入れれば良かったかな

野菜がメインのカップヌードルと聞いて、もっとあっさりした味を想像していましたが、どれも濃厚で食べごたえあり。具材を選んだり目の前で作るのを見たりできるのも、満足感につながっている気がしました。

お店では、それぞれのスープに合うおすすめのヤサイコロをあらかじめ組み合わせた「おすすめセレクト」も販売。自分用のオーダーメイドとは別に、お土産に購入するのも良さそうですね。

モモフクヌードル
MOMOFUKU NOODLE(モモフクヌードル)
住所:大阪府大阪市北区角田町8-7