大塚のおにぎり専門店「ぼんご」
このおにぎり、握ってないんです

日本人なら誰しも一度は食べたことがあるであろう「おにぎり」。その“究極形態”を極めたといっても過言ではないのが、東京・大塚にあるおにぎり専門店「ぼんご」です。

時間帯によっては行列ができるほどの人気店。失礼ながら、おにぎり目当てに人が並ぶってすごくないですか?気になるその魅力とは…?この目と舌で確かめてきました!


大塚のおにぎり専門店「ぼんご」
大塚の地で50年以上愛され続ける人気店、ぼんご

◆魅力その1、メニューが多い

新潟産コシヒカリを使ったおにぎりは、250円(税込、以下同じ)、300円、550円の具が全部で50種類以上ラインナップ。プラス50円で具の量を2倍にしたり、2種類の具を1つのおにぎりに入れたりすることもできます。もはや組み合わせは無限大!

大塚のおにぎり専門店「ぼんご」
選択肢がめちゃくちゃ多い(出典:ぼんご公式サイト)

悩みましたが、今回はしゃけ(250円)と筋子(550円)を1個ずつ注文しました。

大塚のおにぎり専門店「ぼんご」
平日ランチセットは豆腐の味噌汁がつきます
おにぎりといえばやっぱり味噌汁!

◆魅力その2、食感

ぼんごのおにぎりは、握らない。たっぷりの具を、パリパリの海苔で包むだけなんです。だから食べたときに口の中で、お米がふっくらほろほろほどけるような唯一無二の食感が楽しめる。お米の粒感はしっかりあるのに、重たくないので何個でも食べられちゃうのです!

大塚のおにぎり専門店「ぼんご」
食べた瞬間、口の中にごはんが広がる

◆魅力その3、具の多さ

そして、どこから食べてもひと口目からなだれ込んでくるほどたっぷり入った具。しゃけはふわっふわ、プチッと弾けてトロリと広がる筋子は、しょっぱくてコクのあるうまみがたまりません!

大塚のおにぎり専門店「ぼんご」
ふわふわのしゃけ

大塚のおにぎり専門店「ぼんご」
たっぷり贅沢すぎる筋子(うまくちぎれず…すみません)

単なるおにぎりではなく、炊きたてのごはんとおかずをひと口にほお張っているような感覚。そのくらいごはんは粒立ちが良く、具もたっぷり入っているんです。このおにぎりは並ぶ価値あり!

◆持ち帰りの賞味期限は180分

あまりのおいしさにもっとぼんごを追求したくなり、思わず持ち帰りで追加注文。2つの具を選べる「トッピング」おにぎりから、お店おすすめの「しらす+ままけは」(300円)と「ベーコン+チーズ」(350円)をお願いしました。

大塚のおにぎり専門店「ぼんご」
持ち帰ってきた!

しらす+ままけはは、ふっくらやわらかい釜茹でしらすがたっぷり!ままけはとは山形の甘辛いこうじ味噌のこと。ツンとくる辛さがしらすのうまみをぐっと引き立て、次のひと口をそそります。

大塚のおにぎり専門店「ぼんご」
しらす+ままけは

ベーコン+チーズは、とろけるチーズとベーコンのうまみが広がる洋風おにぎり。ひとたびかぶり付けば、コクと甘辛さでパクパク止まらない…!ベーコンは醤油とみりんで味付けされているので、ごはんにもよく合います。

大塚のおにぎり専門店「ぼんご」
ベーコン+チーズ

ぼんごによると、おにぎりは「保存食ではなく生もの」。とても傷みやすいので、持ち帰る場合は3時間以内にお召し上がりください、とのこと。おにぎりの食感や鮮度にこだわっているからこそのこだわりですね。

席はカウンターのみなので回転は速く、並んでいても比較的すぐに入れると思います。電話での注文も受けてくれるので、オフィスでのランチ会議やイベント、パーティーなどで利用してみるのもアリかと。お米が好きならぜひ一度訪れてほしいお店です。