よろこんぶ米を使ったこんぶのおにぎり
最高のこんぶ佃煮おにぎりを求めて

突然ですが、えん食べ編集部は今、山形県に来ています。日本人のソウルフードであるおにぎりの定番具材「こんぶ」に一番合うお米を探し求めて、こんぶ佃煮(ふじっ子煮)などで食卓を支え続けるフジッコさんと、“お米ソムリエ”の資格を持つグルメエンターテイナー・フォーリンデブはっしーさんが訪れているというので便乗してみたのです。

つまりは最高のおにぎりが食べられるってことでしょ…?

フォーリンデブはっしーさん
「コメにちは!フォーリンデブはっしーです。山形県にやって来ました」

今日ははっしーさんのほか、「三ツ星お米マイスター」に認定されているミツハシライスの大塚さんも一緒です。ぞろぞろとやって来たのは、ごはん(飯)が豊かな町、と書いて飯豊町(いいでまち)!

山形県南部にある飯豊町の田園
おいしいお米が獲れそう!(左が大塚さん、右がはっしーさん)

このあたりは「おきたま地域」といって、土や水が豊かなうえ、盆地なので気温の高低差が大きく、お米づくりにぴったりな環境がそろっているんです。

山形県南部にある飯豊町の田園
一面に広がるおきたま地域の田園風景

山形県南部にある飯豊町の田園
空気最高かよ

3種のお米を食べ比べ

さて、はっしーさんたちの目に留まったお米は「コシヒカリ」「はえぬき」「つや姫」の3品種。すべて知っている!という方はなかなかのお米通かと思われます。

フジッコさんがこんぶ佃煮「ふじっ子煮 ごま昆布」を、JA山形おきたまの皆さんが炊きたてのごはんをそれぞれ用意してくれました。素人の私にはどれも同じように見えるんですが…お米のプロ2人は「ツヤ感が違いますね」と早くも真剣に炊飯器と向き合っています。

お米を見つめるフォーリンデブはっしーさん
なにかが違うらしい

ふっくら炊かれたホカホカのごはんをさっそく食べ比べるはっしーさんと大塚さん。まずは、コシヒカリをパクリ。

フォーリンデブはっしーさん
真剣に味わうはっしーさん

大塚さん「うまみと粘りのバランスが良いです」
はっしー「ほふぅ…安定のおいしさですね。これだけで食べても間違いない」


コシヒカリならではのもっちりした弾力と、噛むうちにあふれ出す甘みが絶品ですよね。

フォーリンデブはっしーさん
こんぶ佃煮との相性も確かめますよ

続いて「はえぬき」。

大塚さん「やわらかくて、あっさりした味わいです」
はっしー「いろんなおかずに合う万能なお米。中華料理など、こってりしたものと合います。僕のおすすめは麻婆豆腐!」


大手コンビニチェーンのおにぎりにも使われている、はえぬき。シンプルでさっぱりした味はクセがなく、オイリーなおかずを中心に、さまざまな料理を引き立ててくれそうです。

ミツハシライスの大塚さんと、フォーリンデブはっしーさん
こんぶ佃煮を含め、いろんなおかずと合うはえぬき

最後は「つや姫」。

大塚さん「粒感と弾力がしっかりあります。甘みも強い」
はっしー「香り立ちがいい!もちもちと粘りがあるので、からあげのようなガッツリ系のおかずよりも、ごはんが主役になれるこんぶのような添え物と合いますね」


筆者も食べてみたのですが、冷めても炊きたてみたいなおいしさで驚きました。3つのお米の中で、香りと甘みを一番強く感じた品種。比べてみるとこんなに違いがあるんですね!

フォーリンデブはっしーさん
「あ、いま僕こんぶ佃煮の余韻だけでごはんいってました」

晴れてこんぶと結ばれたのは…

3つのお米の中で、こんぶ佃煮のおにぎりに一番合うと判定されたのは…つや姫!こんぶも喜ぶ“よろこんぶ米”に晴れて認定です。

こんぶに一番合うお米は「つや姫」
つや姫、キミに決めた!

はっしー「つや姫は香りと粒立ちがよく、甘みも強いので、こんぶ佃煮の香りやうまみとの相乗効果でさらにおいしくなります。ごはんも喜んでますよ。デブリシャス!」

つや姫とこんぶの佃煮
「つや姫さん、素敵な殿方(こんぶ佃煮)を見つけてよかったね」

味(甘み、うまみ)の強さは、つや姫>コシヒカリ>はえぬき。つや姫がもっとも個性が強く、ごはんが主役である「おにぎり」にぴったりという結論でした!また、つや姫は冷めても味が落ちない(むしろ甘さをより感じる)ので、運動会や遠足のお弁当にもおすすめ。とにかくお米を味わってほしいので、ぜひ海苔はナシで!

山形県産のお米「つや姫」
冷めても炊きたてみたいにおいしい「つや姫」

2009年から生産が始まったつや姫は、まだまだ若い品種。温暖化にともない“暑くてもおいしいお米になる品種”として開発されたそうです。

決められたタンパク含有量を超えないよう、有機質肥料を使ったり、肥料の散布量や時期を調節したり、気温や稲の生育ステージに応じて水の量を調整したりと手間暇かけて生育するそう。まさに「姫」のように、大切に大切に育てられているんですね。

山形つや姫マイスターのみなさん
つや姫を生産している山形つや姫マイスターのみなさんと、大塚さん、はっしーさん

JA山形おきたま代表の江口さんは、「つや姫はまだまだ幼い米。これからもっとおいしくなるように、試行錯誤しながら育てていきたい」と話します。

山形県おきたま地域の田園風景
つや姫の歴史はまだ始まったばかり、挑戦は続く…

「よろこんぶ米」をプレゼント!

そんなつや姫が、抽選で1,000名に当たるキャンペーンが実施されます。今回お米の食べ比べに使われた「ふじっ子煮 ごま昆布」など、フジッコの対象商品に付いているバーコード2枚をハガキに貼って送れば応募完了。詳しい応募方法などはフジッコの公式サイトからご確認くださいね。

プレゼントされるお米は、複数の生産者さんが育てたつや姫をブレンドした限定の「よろこんぶ米」。みなさんのお米愛がぎっしり詰まっているので、おいしさもひとしおだと思いますよ!


ちなみに、フジッコさんでは、こんぶおにぎりを「ゲン担ぎによろこんぶおにぎり」として、日々がんばっているご家族や大切な人を応援するキャンペーンを実施中です。

「勝って、はしゃごう」をテーマに子どもの勝利を自分事のように喜ぶ母親たちの姿を描くWEBムービーも公開されています。子どもを持つお母さんたちには「分かる、分かる!」と共感して頂ける内容になっているかと!


「勝って、はしゃごう」WEBムービーはこちら

ミツハシライスの大塚さんと、フォーリンデブはっしーさん
「最高のこんぶおにぎり」を、ぜひ召しあがれ!

情報提供:フジッコ