「コンブチャ」。日本の人ならおそらく、瞬時に「昆布茶」を思い浮かべるでしょう。「コンブチャが海外セレブに人気」なんて言葉をきくと、どうして昆布茶が?と混乱してしまうかもしれません。そのコンブチャがついに日本にもやってきました。米国ポートランド発『コンブチャ ワンダードリンク(Kombucha Wonder Drink)』が、6月から随時発売されています。

美と健康のミカタ?「コンブチャ」が日本にもやってきた!
美と健康のミカタ?「コンブチャ」が日本にもやってきた!

●コンブチャってナニモノ?

コンブチャ(KOMBUCHA)は、アミノ酸やポリフェノールなどの栄養素がたくさん含まれる発酵飲料です。紅茶やウーロン茶などのお茶に、バクテリアと酵母菌でできた菌塊(SCOBY/スコビー)と砂糖を加えて発酵させ、フルーティーな酸味と微炭酸が感じられるようになったら完成。果実酢のソーダのような味わいだといいます。

コンブチャは分からなくても「紅茶キノコ」ならピンと来る人もいるかもしれません。1980年頃、日本で一大センセーションを巻き起こした紅茶キノコ。菌塊がまるでキノコのように見えることからそう呼ばれ、当時は多くの家庭で育てられていました。この紅茶キノコが、コンブチャとして再び脚光を浴びているのです。

「紅茶キノコ」、覚えてる?右はスコビー単体
「紅茶キノコ」、覚えてる?右はスコビー単体

アメリカ、とくに西海岸での注目度が高く、現地のオーガニック系スーパーの店頭にはさまざまなブランドのコンブチャがずらりと並び、街中には“コンブチャバー”なる専門店まであるのだとか。

アメリカのとあるスーパーの店頭。これ、コンブチャたちだそうです
アメリカのとあるスーパーの店頭。これ、コンブチャたちだそうです

●発酵飲料の輸入は大変!

かつてブームだったとはいえ、現在では菌の入手は困難。アメリカのスーパーに並んでいるような清涼飲料タイプも、発酵を止めていないため瓶や冷蔵状態で保存しなくてはならず、日本へ輸入するのは難しかったそうです。その問題を、コンブチャワンダードリンクは低温殺菌技術により解決。世界で初めて常温での長期保存を可能にし、日本でも販売されることとなったそうです。

今回発売された商品は、すでに味を調整してあってそのまま飲める缶入りタイプ。ウーロン茶ベースの「Traditional(トラディショナル)」、レモンの香りがきいた「Green Tea&Lemon(グリーンティ&レモン)」、ウーロン茶をベースに洋ナシが香る「Asian Pear&Ginger(アジアンペア&ジンジャー)」、ジャスミン茶ベースの「Niagara Grape(ナイアガラグレープ)」の4種が日本でも販売されています。

ありがとう、コンブチャワンダーランド!
ありがとう、コンブチャワンダーランド!

●飲んでみると…

このうち、トラディショナルと、一番人気だというアジアンペア&ジンジャーの2フレーバーを飲んでみました。

まずはトラディショナル。缶を開けた瞬間、発酵食品特有の酸っぱい香りがツンと香ります。グラスに注ぐとシュワシュワ!琥珀色の液体に泡がフツフツと沸いてきてビールのようです。

見た目はビール?
見た目はビール?

飲むと酸っぱい!飲み口はリンゴ酢を炭酸水で割ったものと似ていて、後味にウーロン茶らしい香りが残ります。そして想像以上に濃い!いつもの炭酸飲料のような感覚でゴクゴク飲むと、むせてしまいました。でも余計な甘さは残らず、さっぱりとした後味です。

一方アジアンペア&ジンジャーは、ほんのり香るジンジャーがアクセント。トラディショナルよりもすっきりとした飲み口で、ゴクゴク飲むならこちらの方がよさそう。初心者でも飲みやすいのではないでしょうか。個人的には、祖母が漬けていた梅ジュースを思い出す懐かしい味でした。

すごく分かりづらいけど、トラディショナルより少しにごっています
すごく分かりづらいけど、トラディショナルより少しにごっています

そうそう、保存は常温でOKですが、飲むときにはよく冷やしたほうがおいしいですよ!

●ココで買えます

日本での取り扱い店舗は、PLAZA、ナチュラルローソン、成城石井など。オンラインは、アンジェweb shop、BUNNY'S HEAVEN、LIVING LIFE MARKETPLACEなど。参考価格は400円前後(店舗によって発売日や価格、ラインナップが異なります)です。積極的に発酵食品を取り入れる「菌活」も引き続き注目されるなか、コンブチャは2015年のトレンドとなるのでしょうか。