LINE が、“これまでに無いプレミアムなメニュー”を配達してくれる新たなサービスとして、フードデリバリーサービス「LINE WOW」を開始しました。第1弾として提携が発表された6店舗は、すべておいそれと行けない高級店ばかり。これまでデリバリーを行なっていなかった店もあります。加えて価格も4,200円~1万円と、とても“プレミアム”なのです。

高級店が手がける4,000円オーバーのお弁当とは、一体どのような仕上がりなのでしょう。実際に LINE WOW で注文してみました。

LINE の新サービス「LINE WOW」で届くお弁当とは…?
LINE の新サービス「LINE WOW」で届くお弁当とは…?

◆アプリで注文

注文は、同名のアプリ「LINE WOW」(iOS 6.1以降/Android は準備中)から行ないます。アプリを立ち上げ、希望日とメニューを選択後、個数と配達希望時間帯を指定し、住所などを入力します。

アプリで注文
アプリで注文

販売されているメニューは6店6品。日によって提供メニューが異なります。前日までの予約が必要(メニューによる)で、届けてもらえる時間帯は平日の11時から13時の間と、サービス開始直後というだけありかなり限定されています。また配達可能エリアは渋谷のみです。

【販売メニュー】
●秋本(麹町)「共水うなぎ うな重」(4,700円)
●ア・ニュ ルトゥルヴェ・ヴー(広尾)「フレンチフルコース BOX“Solo”」(1万円)
●おざき(麻布十番)「会席弁当」(1万円)
●小熊飯店(千駄ヶ谷)「フカヒレ姿煮込み丼」(9,900円)
●二戀(広尾)「二戀謹製 四季菜弁当」(6,500円)
●とり喜(錦糸町)「とり喜の拘り弁当」(4,200円)

取扱いメニューを見ると、確かに有名店ばかりが名を連ねています。それにしても、最低価格は4,200円。…高い。高いぞ!お店で食べるよりは安いかもしれませんが、お弁当としてはかなり辛い価格。そのぶん、中身への期待は高まります。

◆配達は爽やかイケメンが担当

配達は、LINE WOW 専任スタッフが担当しています。役員ランチミーティングなどでのサービス利用も想定しているため、“秘書ウケ”が良いようにと爽やかなイケメン青年が採用されているのだとか。

到着の連絡を受けたので外へ出ると、大きな配達用の袋を持った青年が待っていてくれました。配達バイクはロゴ入りの黒いバイク。シックな黒いユニフォームもきまっています。さらに、ただイケメンというだけでなく、接客態度が実に爽やか。テキパキと受け答えしてくれます。気持ちよく商品を受け取れるって大切ですよね。

ちょっと笑顔がぎこちないけれど…
ちょっと笑顔がぎこちないけれど…

◆お弁当が届きましたよ!

それでは、届いたお弁当を開封しましよう!えん食べ編集部は、おざきの「会席弁当」と秋本の「うな重」、小熊飯店の「フカヒレ姿煮込み丼」を注文しました。

まずは、おざきの会席弁当から。抱えるほど大きなお弁当箱とともに、ランチマット、お箸、おしぼりがセットになったカトラリーセットと、お品書きやお店からのメッセージが書かれたリーフレットが付いています。このカトラリーセットとリーフレットは、全メニュー共通で用意されているそうです。

高級感あふれるお弁当箱
高級感あふれるお弁当箱

ふたを開けると…WOW!な料理の数々が並んでいました。お品書きにはずらりと16種類ものメニューが。さわらの西京焼、穴子笹寿司、旬魚の押し寿司など、魚を中心とする構成のようです。

WOW!
WOW!

なんと、お弁当なのに刺身まで!衛生面がちょっと心配ですが、トレーの下に保冷材をしくなど工夫しているそうです。

刺身には河豚(フグ)も!
刺身には河豚(フグ)も!

私のお気に入りは、絶妙な炙り具合の和牛あぶり寿司と、ふわっふわの穴子の笹寿司、そして鯛飯です。やっぱりお弁当なのでホカホカではありませんが、どの料理も冷めていてもおいしい。お店に行ったことはありませんが、“いいお店の味”がするお弁当でした。

続いて、秋本のうな重。うな重が入った容器と漬物が入った容器がセットになっています。うな重の容器は、ひもを引っ張ると発熱する加熱式容器。温めてからいただきます。

ワクワク
ワクワク

湯気が立ち上る容器のふたを開けると、タレのいい香りがあたりにただよいます。中には、うなぎの蒲焼が3枚入っていました。肉厚な蒲焼を口に入れると、噛む暇を与えずにふわっと溶けて消えてしまいます。香ばしいけれど固くなりすぎていない焼き加減も、甘辛いタレも、とにかく絶妙。

パカッ。…WOW
パカッ。…WOW
 
そして小熊飯店のフカヒレ姿煮込み丼には、「こんな絵に描いたようなフカヒレ、初めて見た!」と編集部一同大興奮。フカヒレを電子レンジで温めて、ご飯の上にとろりとのせます。付属のちょっといいスプーンでパクリ。これは、うまい。

こんな“ザ・フカヒレ”が食べられるなんて…!
こんな“ザ・フカヒレ”が食べられるなんて…!

厚く大きなフカヒレの繊維の間まで入り込んだスープが噛むたびに染み出し、口の中に広がります。スープは、干し貝柱と金華ハムを贅沢に入れてじっくり煮込んでいるそう。スープだけでご飯が何杯も食べられるような、奥深い味わいでした。

ご飯とスープだけでもウマイ
ご飯とスープだけでもウマイ

◆味は申し分なくおいしいけれど…

3つとも、オフィスの真ん中で広げているなんて信じられないくらい、申し分なくおいしいお弁当でした。けれど、やっぱり価格はネックになるかもしれません。役員ランチミーティングはともかく、LINE の利用頻度が高い若年層にとっては、手を出し辛い価格でしょう。

メリットをあげるとすると、いきなり訪れるにはハードルの高い高級店の味を、比較的気軽に楽しめるというところにあるかもしれません。ディナーの平均予算を見てみると、おざきは2万円台、小熊飯店は3万円台。これに比べたら、お弁当の1万円という価格はお手ごろではあります。奮発してお弁当を食べてみて、気に入ったらさらに奮発してお店に行ってみる、というのもアリかも。私の懐にそんな余裕はありませんが…。

なお、広報によると、今後はピザなどカジュアルなフードジャンルへの拡大や、エリアの拡大にも取り組みたいとのこと。計画段階だという LINE の他サービスとの連携が始まれば、日常的に使えるフードデリバリーサービスとなるかもしれません。

※表記価格は全て税込