明日12月26日、スターバックスに今年(2016年)最後の新作ドリンクが登場します。チョコとバナナを組み合わせた「チョコラティ バナナ ココ」と「チョコラティ バナナ ココ フラペチーノ」。
あわせて、ホワイトチョコを使った「ホワイト チョコラティ バナナ ココ」「ホワイト チョコラティ バナナ フラペチーノ」も発売されます。4つともコーヒーを使わないドリンク。ローストしたバナナに、チョコレートと生クリームをかけたデザートをイメージしているそうです。
ひと足先に飲んでみたところ、チョコver.とホワイトチョコver.で味わいが全然違うことが判明!人によってかなり好みが分かれそうです。
◆黒と白のホットチョコレート
チョコラティ バナナ ココは、チョコレートソースにミルクを加えたチョコレートドリンクに、“ローストバナナベース”(バナナに砂糖を加え、キャラメリゼしながらローストしたもの)を混ぜ合わせたホットドリンク。…字面だけでおいしそう!ホイップクリームとチョコレートソース、バナナを練り込んで焼き上げたスポンジケーキのクランブル“イエローバナナケーキ”がトッピングされています。
カップを口に近づけただけで、チョコとバナナの濃密な香りがふわり。ひと口目で感じるほわほわのミルク泡と、しっとりスポンジの口あたりが幸せ…!
また、ローストバナナベースはキャラメリゼされているだけあって、香ばしさの際立つ味わい。とろみのあるチョコレートソースのほろ苦さやコクと絡まり、チョコ×バナナの風味が最後まで続きます。
一方のホワイト チョコラティ バナナ ココは、ホワイトモカシロップにミルクを加えた“ホワイトモカ”に、ローストバナナベースを混ぜ合わせ、ホイップクリームとホワイトチョコレートソース、イエローバナナケーキをトッピングしたもの。
チョコレートがホワイトチョコになった分、より乳のコクが強いミルキーな味わいが楽しめます。チョコバナナというよりバナナミルクに近いかな?
まろやかな甘みが存分に味わえるホットドリンク。でも喉が焼けるような甘さはなく、飲み下したあとにホワイトチョコの華やかな香りが心地よく鼻をくすぐります。
◆黒と白のフラペチーノ
チョコラティ バナナ ココ フラペチーノは、クリームベースにチョコレートソースを合わせたフラペチーノに、ローストバナナベースと“小麦パフチョコレート”を混ぜ合わせ、ホイップクリームとチョコレートソース、イエローバナナケーキをトッピングしたもの。ストローで吸うたび口の中に飛び込んでくる、たっぷりの小麦パフチョコ。ふわサクです。はじめはカリッと歯ごたえがあり、時間が経つにつれ水分を吸ってしっとりしてくる食感の変化も楽しい!
チョコとバナナのクラシックな組み合わせや、口の中でころころと踊る小麦チョコパフの食感で、子どものころに戻ったような気持ちになれるフラペチーノです。
一方、ホワイト チョコラティ バナナ フラペチーノは、チョコレートソースの代わりにホワイトモカシロップとホワイトチョコレートソースを使ったフラペ。雪景色みたいに真っ白な見た目も冬らしくて惹かれます。
ミルク感のあるクリーミーな味わいと、ローストバナナの香ばしさがマッチ。いろんな甘い素材を組み合わせてあるはずなのに、あと口はキレがよくすっきりしています。
◆バナナの存在感が強いのは…
筆者個人的には、チョコラティ(黒)の方がバナナの存在感(主に香り)をより感じられました。ホワイトチョコラティの方はミルキーさが先に立つ印象。ただ、どちらが好きかと聞かれたらホワイトチョコラティかも!ホワイトチョコにありがちな強い甘さがないのと、ミルク感とふんわり香るローストバナナのバランスがすごくよかったので。
チョコ×バナナは昔からある鉄板コンビですが、バナナに“ロースト感”が加わることで、懐かしくも新しい「大人のチョコバナナドリンク」ができあがるんですね。
なお、トッピングされているホイップクリームやチョコレートソース、イエローバナナケーキはいずれも無料で増量できます。小麦パフチョコレートは50円で追加可能。
おすすめのカスタマイズは、苦みを足したい方は「エスプレッソショット追加」(+50円)、さらに甘さを突き詰めたい方は「キャラメルソース追加」(無料)をぜひ試してみて。