サラダにハンバーグ、ステーキ、スイーツ、ソフトドリンク、アルコールまで。バラエティ豊かなメニューをコスパよく食べられるファミレスは、“ミックスメニュー”の宝庫だったりします。
例えば、ドリンクバーの飲み物を混ぜて、オリジナルドリンクをつくってみたり。アイデア次第で手軽に“裏メニュー”を作り出せるのです。
えん食べ編集部は、新たなミックスメニューの情報をキャッチ。実際に試してみるべく、ガストへ行ってきました。ガスト関係者がおすすめするアレンジレシピとは…?
1.つめた~い冷やしタンタン麺
1品目は、人気の「冷やしサラダタンタン麺」を、もっと冷たくさっぱりと食べられるアレンジ。ドリンクバーの野菜ジュースをミックスすると、スープまでおいしい“絶品冷やし麺”になるのです。アレンジ方法はとっても簡単。半分くらい「本来の味」を味わったところで、ドリンクバーの野菜ジュースと氷を投入するだけです。汁なしに近いタンタン麺が、あっという間に冷たい野菜スープに麺をつけたみたいなメニューに変身します。
「タンタン麺に野菜ジュース!?」って思ったけれど、これが案外アリ。辛さがマイルドになって食べやすくなるうえ、ちょっとした酸味とコクが加わり、奥深い味わいになるのです。こんなの食べたことない!
食べ進めるにつれてキーンと冷たくなり、より麺がキュッとしまっていくのも面白い。スープまできれいに完食してしまいました。
ただし、おいしく仕上げるには、バランスがとっても重要。野菜ジュースが多すぎると野菜ジュースっぽくなるし(そりゃそうだ)、少なすぎると変わりばえしないし。
試してみた結果、ベストな割合は、麺半分(スープやや多め)に対して、野菜ジュースグラス半分程度、氷6個かと。ジュースは少しずつ加えながらようすを見てください。なお、ジュースと氷を別々のグラスで用意すると、つくりやすいですよ。
2.フレンチトーストでサバラン
「サバラン(サヴァラン)」というスイーツをご存知でしょうか。ラムやキルシュ入りのシロップにブリオッシュをひたした“しみしみジュワ~”な大人のフランス菓子です。今回は、このサバランを、フレンチトーストからつくるというミックスメニュー。注文するのは、「とろけるフレンチトースト」と「糖質控えめ・バニラアイスケーキ」「グラスワイン(白)」です。
あつあつフレンチトーストにバニラアイスケーキをのせ、白ワインをグラス半分ほど注ぎ込み、しみこむまで1分くらい待ちます。仕上げにメープルシロップをかけて口に含むと…確かに、ジュワ~っとアルコールが香り、サバランっぽくなってる!
これ、おいしく仕上げるポイントが2つあります。
ひとつめは、ワインを鉄板のフチにそって流しいれること。こうすると、ワインが染みこんだ底の部分と、本来のフレンチトーストの味、両方を楽しめるのです。もちろん、フレンチトーストの上からかけても問題はありません。
ふたつめは、アイスケーキをうまく溶かしながら食べることです。一般的なアイスクリームと比べると、なかなか溶けないアイスケーキ。くずしたり、フレンチトーストの上でひっくり返したりしながら、徐々に溶かしてしみこませていってください。別皿で崩してからトッピングするのもアリかと!
あと、赤ワインでも試してみたところ、こちらも美味でした。白ワインよりも果実っぽさがあるぶん、ちょっぴりフルーツソースを混ぜたような感覚です。赤ワイン派はぜひお試しあれ。
なお、フレンチトーストはモーニングタイムにも提供されています。朝に注文する場合、メニューには載っていないものの、ワインも出してもらえるそうです。夜勤終わりのごほうびスイーツにいいかも?
ほかにも、いろいろなミックスメニューが考えられそう。おすすめのアレンジがあれば、ぜひ、えん食べ編集部にも教えてください! すぐ試しに行きます!