誰もが知ってる名物の、陰に隠れた“ひそかな名品”を紹介する連載。2品目は、牛丼チェーン松屋の「ビビン丼」。

松屋「ビビン丼」を知っていますか
松屋「ビビン丼」を知っていますか

松屋といえば、牛丼。「プレミアム牛めし」または「牛めし」を思い浮かべる人が大半だろう。しかし今回は、「スパイシーで本格的」と評判の「オリジナルカレー」を紹介する。…つもりで松屋に向かおうとしたところ、隣席のスタッフKが「松屋といったら“ビビン丼”ですよ」と熱く主張。いわくビビン丼は、

・松屋にしかない
・普通のビビンバとは異なり、日本人向けの味
・温泉玉子がのせられており、途中で味が変えられる
・肉だけでなく野菜もとれる


などの長所があり、なぜ他の牛丼チェーンが追随してこないのか疑問に思うほどだとか。

こうまで言われて、気にならないはずがない。ビビン丼未経験の筆者は松屋へと急いだ(カレーはまたの機会に紹介します)。

■松屋のビビン丼に初挑戦

近所の松屋に到着。

松屋にやってきました
松屋にやってきました

ご飯の上に、豚肉、キムチ、きんぴら風のゴボウ、温泉玉子、青ネギ、刻み海苔がのせられたビビン丼。価格は並盛450円(税込)で、イートインはみそ汁がサービスされる。

ビビン丼到着
ビビン丼到着

やわらかな豚の薄切りと、シャキッと食感のあるゴボウ。いずれもこってりとした甘辛いタレがよく馴染んでいる。ピリッと辛いキムチと相まって、ご飯が進むことこの上ない。

青ネギがさわやかなアクセントを添える
青ネギがさわやかなアクセントを添える

きんぴら風のゴボウはシャキシャキ
きんぴら風のゴボウはシャキシャキ

ある程度食べ進めたところで、温玉の黄身を割る。とろりとした黄身が、タレの濃厚な味わいをマイルドに包む。キムチでひりついた口内に、ちゅるんと冷たい白身が心地よい。

割るタイミングはお好みで
割るタイミングはお好みで

よく考えると、全体におけるビビンバ的要素はキムチと玉子、甘辛いタレぐらい。それでもビビンバだと言われれば納得できる味だが、そもそもビビンバを名乗っていないので、納得する必要もない。これは松屋オリジナルのメニュー「ビビン丼」なのだ。

ビビンバとは違う、うまさがある
ビビンバとは違う、うまさがある

冒頭でスタッフKが語ったビビン丼の長所に、筆者からさらに2点を加えて記事を終わりとしたい。

・ビビンバの弱点「肉食べた気がしない」を克服
・具材にタレがなじんでいるので、混ぜずにすぐ食べられる


以上となる。

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