シナモンロールファンの筆者も、遅ればせながらお店へ行ってみることにした。果たして、どんな美味しいシナモンロールが迎えてくれるのだろうか...!
地下鉄六本木駅の b1 出口を出て徒歩1分のところに、シナボン六本木店はある。閑静な裏道に佇む、ひときわオシャレな外装のお店。あら?ここはアメリカだったかしら...?
店内に入ったら、まずはカウンターで注文する。筆者は看板メニューの「シナボン クラシックロール」を食べるつもりで来たのだが、ショーケースに並ぶ姿があまりにも美味しそうだったので、「ミニチョコボン」と、「キャラメル ピーカンボン」のミニサイズ「ミニ ピーカンボン」も追加注文してしまった。
3種類のシナモンロールとコーヒーを受け取ってから、席につく。客席は1階と2階があり、2階には分煙ルームも用意されている。
ちなみに、店内では無料 Wi-Fi が解放されていた。そのためか、パソコンを開いたビジネスマンや学生客もちらほら。くつろぎやすい空間づくりへの心遣い、素敵だ。
広い窓からは太陽の光がさんさんと差し込み、明るい店内にはやさしいリズムの洋楽がゆったりと流れている。そこにシナモンの香りが加わり、本当にここは東京じゃないような気さえしてくる。
それでは、いざ。シナモンロールをいただくとしよう。
看板メニューのシナボン クラシックは、生地が4層になったシナモンロール。それぞれの層の間には、たっぷりのシナモンと、トロ~リ溶け出すクリームチーズ フロスティングが...!
外側の生地はサクッと軽い食感で、内側に行くにつれしっとりモッチモチ!濃厚で甘いフロスティングと艶美な香りのシナモンが、これでもかというくらいに味覚と嗅覚を魅了してくる。この甘い誘惑から、もう逃れられない。まさに、味のブラックホールや...!!
続いて、ミニチョコボンを食べてみる。こちらはシナモンではなく、濃厚な味わいのチョコレートロール。温かいままいただくと、チョコが溶けて口の中いっぱいに幸せが広がる。安定の美味しさで、ちびっ子も楽しめそうだ。
最後に、キャラメルソースのあまじょっぱさがたまらないミニピーカンボンをぱくり。...う、うまい!!シナモンとキャラメルがこんなに合うなんて。さらにピーカンナッツが香ばしいアクセントを加え、ハットトリックを決めているぞ!
そして忘れちゃいけないのが「SEATTLE'S BEST COFFEE」とコラボしたというコーヒーだ。筆者はホットラテを注文したのだが、これが本当に美味!コーヒー豆の奥深い香り、ミルクの割合、温度、すべてが完璧だった。“シアトルいち美味しい” という表現は、あながち間違っていないのかもしれない。
すっかり時間を忘れてくつろいでしまった。もちろん友達と来ても良いが、ひとりの時間を楽しみたいという人に、筆者はぜひシナボンをオススメしたい。
なお、シナボン六本木店では新しく “ひとくちサイズ” のシナモンロール「ロール・オン・ザ・ゴー」も販売されている。カップ入りでより手軽に食べられるので、座ってゆっくり食べる時間がない!というビジーな人は、こちらをテイクアウトするといいかもしれない。
住所:東京都港区六本木6-5-18