鹿児島で昔から愛されている伝統菓子、「かるかん」をご存知でしょうか?米粉や山芋を使った生地を蒸して仕上げられた和菓子です。中にこしあんを包んだ「かるかん饅頭」も人気。もっちりした生地と、なめらかなあんの上品な甘さがくせになります。
そんなかるかんの生地を使った新たなロール菓子「薩摩大使」を見つけました。これ、見た目がとっても美しいうえ味もすごくおいしいので、自分用やお友達へのお土産におすすめです!
◆むっちり生地で甘いあんをクルッ
薩摩大使は、かるかんの白い生地で、風味ゆたかな紫いもあんをクルッと巻いた“創作かるかんロール”。天面には優美な桜の塩漬けが飾られています。1本ずつ手づくりされているそう。ふっくらとした真っ白い生地に、ピンク色の桜の花がよく映えます。カットしてみると、中には色鮮やかな紫いもあんがみっちりと。
むっちりしたほんのり甘いかるかん生地と、なめらかでコクのある紫いもあんの甘みが調和して、口の中でしっとりと溶け合います。あと口にふわっと広がる、おいもの香ばしさも美味。桜の塩漬けがキリッとしょっぱいアクセントになっています。
鹿児島・霧島市の菓子メーカー「九面屋(くめんや)」から販売されています。地元店舗のほか、オンラインショップでも取り扱いあり。価格は1,200円(税込)。季節・本数限定です。