
えん食べ『激辛食べてみた』シリーズ、もはや筆者の「独りで辛いものを食べて悶絶して嬉しがる」という何ともアレな欲求を満たすための単独企画と化しているが、とにかく今回も食べてみることにする。

フタを開けると、中にはかやく入り粉末スープ、激辛スパイス、液体スープが入っている。激辛スパイスと液体スープは後入れだ。

お湯を入れて3分後、激辛スパイスと液体スープを入れて混ぜると、鬼辛とんこつ醤油ラーメンの完成だ。




中太麺に、激辛スパイスを入れすぎたとんこつ醤油スープを絡めて食べてみると…あれ!美味しい!マイルドなとんこつと香ばしい醤油、そして激辛唐辛子が見事に融合して食欲をそそってくるぞ!

スープを飲むと喉を刺激されてやや痛いが、飲み込んだあとには口の中に豚骨しょうゆのコクと魚粉の旨み、唐辛子の辛みがほどよく混ざり合って広がり、非常にウマイ。辛さ以外の味もしっかり主張してくる。

なかなかの大容量(1食118g)なので、やはり食べ続けていると胃袋はカッカと燃え、口の中はどんどん痛くなってくる。あつあつのスープのおかげで、前作の「鬼辛焼そば」よりも辛さが増しているように感じる。
が、それでも先日食べた「北極ラーメン」よりは辛さは控えめだ。筆者の舌が鍛えられたというのもあるかもしれないが…。
某 CM みたいに、暑い夏に扇風機の前で汗をかきながらズルズル食べるのもよし、冷房のきいたオフィスで食べて、冷えた身体を温めるもよし。北極ラーメンを余裕で食べられてしまうほど辛さに強い人には刺激が少々弱めかもしれないが、夏にガツンと辛いものが食べたくなったときにはちょうど良い辛さが味わえると思う。オススメだ。