というわけで、おそらく世界一自分の足にフィットするであろう靴を発見したのでご紹介しよう。「Fondue Slipper(フォンデュ スリッパ)」だ。

このフォンデュスリッパを開発したのは、フリーランスデザイナーの SATSUKI OHATA(大畑 五月)氏。彼は「チーズフォンデュ」からヒントを得て、この作品を制作したそう。2014年の Milano Salone Satellite でも展示されたそうだ。

なぜ世界一フィットするかというと、自分の足で型をとるから。ポリ塩化ビニルの液体に自分の足を“ディップ”し、ドライヤーを使って乾かすだけで完成するというのだ。

フォンデュスリッパは屋内でも屋外でも、かかとをつぶして履くこともできるそう。好きに絵を描くこともできるし、汚れたら簡単に洗える。


現在は、一般家庭でも作ることができるよう、材料をさらに開発中だそうだ。世界一フィットする靴が手に入る日も、そう遠くはないかもしれない。

※画像の出典はすべて SATSUKI OHATA