10月16日に発表された、
「ガリガリ君リッチ クレアおばさんのシチュー味」の発売。同じ日に、
“コーンポタージュのおどろきを超えるために”と気合十分の赤城乳業が、初のメディア向け試食会を開催しました。
もちろん、えん食べ編集部も、台風26号による暴風のなか参加。台風に負けず、気になる「シチュー味」の試食レビューをお届けします!
今回登場するシチュー味は、江崎グリコのルウブランド『クレアおばさん』シリーズとのコラボ商品。アイス部門ではライバル関係にある両社ですが、会社どうしでは交流があるそうなんです。実は仲が良かったんですね。
とは言っても、実際にクレアおばさんのシチューが入っているのではなく、あくまで“クレアおばさんのクリームシチューをイメージした”味わい。シチュー味のアイスキャンデーの中にシチュー味のかき氷、食感のアクセントとしてポテトが入っているそうです。
それでは、さっそく本物とご対面!クレアおばさんのクリームシチューも用意してくれていたので、並べてみました。
コンポタ味に近いクリーム色を想像していたのですが、真っ白に近いクリーム色。シチューと比べると、その色白さが引き立ちます。かき氷の中に入っているはずのポテトが見当たりませんが、きっと恥ずかしがって隠れているのでしょう。気にせず食べることにします。
ひとくち食べると、シチューの旨みがふわっと広がり、あとにはミルクのやさしい甘さが残ります。近年よく見かける、“塩バニラ味”のアイスのようなイメージ。シチューくささ(?)はあまり気になりません。かなり“ミルクアイス”に近い味わいなので、コンポタ味が苦手だった人や、食べそこねた!という人にもオススメです。
ポテトは、ジャガイモそのものではなく、少し塩味を感じられるフライドポテトのような味わい。ミルクの甘さ…もとい、シチュー味のアイスやかき氷ともよく合います。塩とミルクやバニラの組み合わせ、美味しいですよね。
そういえば、結局食べ終えるまでこの目でポテトを確認できませんでした。かき氷の白色と同化してしまっているようです…。
そもそもこの味は、「アイスの基本である『ミルク味』で変わり種のガリガリ君を作りたい」という思いから誕生したもの。実は、2012年8月にコンポタ味の発売を発表したときから、第2弾として開発が始まっていたそうです。
いちばん苦労したのは、シチューとアイスの味わいの絶妙なバランスをとること。クレアおばさんでも味のポイントとなっている『オニオン』をかくし味に入れることで、ミルク味を大切にしつつ、シチューの味わいを出すことに成功したのだとか。
ちなみに、オススメのアレンジ方法を聞いてみると、
決して鍋で溶かしたりはせずに、タカラトミーから販売されている“ガリガリ君専用カキ氷製造機”「
おかしなカキ氷」などでかき氷状にし、黒コショウをかけると、味が引きしまって美味しく食べられるそうです。
コンポタ味、リゾットにしちゃってごめんなさい…!
今回は、コンポタ味のようにわずか4日で販売休止にならないよう、多めに用意しているそう。売れ行き次第では、第3弾が登場する可能性もあるそうです。「カレー味」が登場する日がやってくるかもしれませんね!
「ガリガリ君リッチ クレアおばさんのシチュー味」は、10月29日発売です。クレアおばさんのシチューを食べる前に、1本いかが?