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3年前ブームを起こした“コンビニドーナツ”は今…「一番売れているのは?」「もうレジ横にはいないの?」調べてみた!

最近のコンビニドーナツ事情を調べてみました

2015年、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートの大手コンビニ3社で“コンビニドーナツ”の本格展開が始まり、コンビニドーナツ戦争勃発!? と話題になりました。

あれからおよそ3年。気づけばあの頃のような熱狂の声はまったく聞こえなくなったような…?各社のコンビニドーナツたちは今、どういうことになっているんでしょうか?調べてみると、当時とは違った現状が見えてきました!

展開は地味に、でも堅実に?

結論からいうと3社とも、オールドファッションやフレンチクルーラーといった定番のドーナツは残しつつ(商品名は多少変更あり)、季節ごとに一部を入れ替えるなどして人気を保っているようです。が、品数は当時と比べると少し減っているかな?という印象。

また、セブンとローソンではレジ横で展開されていたドーナツですが、今は個装されてパンのコーナーに並ぶお店も多いようです(ファミリーマートは以前からベーカリーコーナーで展開)。

レジ横の什器というステージから降り、ほかのパンや焼き菓子と並列に。見せ方は地味になりましたが、一時のブームを通り過ぎ、より堅実な展開に変わったような気がします。

気軽に手に取りやすくなった?

それでは、今もっとも売れているドーナツはいったい何なのでしょうか?都内某所の各コンビニで聞いてみました!

セブン-イレブンの一番人気は?

余談ですが、最初に足を運んだお店ではドーナツ自体を取り扱っていませんでした。別のお店でついに見つけたと思ったら、パンコーナーの一番下にひっそりと並ぶ姿が…。なんだか栄枯盛衰を感じますね。

さて、このお店の一番人気は「口どけチョコのオールドファッション」(100円)!油のコクがしみこんだサクふわ生地と、ほろ苦いチョコのハーモニー。やっぱりこれに勝るドーナツってないかも、と思わせるおいしさです。

名前は当時と変わっていますが

新しい顔ぶれは、「しっとりベイクドリング」(128円)や「ザクっと!クレームブリュレ」(140円)など。

変わり種ドーナツ

しっとりベイクドリングは、ふんわりとやわらかな口あたりのベイクドドーナツ。砂糖のシャリシャリ食感がアクセントです。噛むとしっとり溶けてほんのり甘い、蒸しパンのようなドーナツ。

ふわふわでもっそりした食感

けっこう食べごたえある

一方ザクっと!クレームブリュレは、天面がパリッとキャラメリゼされた、クレームブリュレ風のパイドーナツ。さっくりと層になったパイ生地の中から、とろ~りクリームがあふれ出します。パリパリざくざくの歯ごたえや、しっかり甘い仕立てで満足感高め!

天面はザクッと硬い

中はクリームがたっぷり

ローソンの一番人気は?

都内の某店舗でもっとも売れているのは「ブランのドーナツ」(100円)でした。定番の「オールドファッションドーナツ」(110円)も人気だそうですが、どちらかというとブランのドーナツの方が売れているそう。健康志向のお客さんが多いのかもしれません。

ローソンのブランシリーズは定評がありますよね

ふかふかの生地はプレーンで素朴な味。この、ちょっとそっけないけどほのかに甘さを感じる味が、何度もリピートしたくなる理由かも。

外国のお母さんがつくってくれたドーナツみたいな(イメージ)

一方オールドファッションドーナツは、かじるとさっくり、噛むとすぐにふわっと溶けて、しっとりと甘みを放ちます。その分チョコレートがビターでいいバランス。3社のオールドファッションの中でも、とりわけ口どけが軽いかも。

やっぱり人気のオールドファッション

さっくり、しっとりした口どけ

また、最近登場したのは「クリームインモッチリング チョコクリーム」(135円)。国産小麦のもっちりとした生地を揚げてから、北海道産生クリームを使ったムースタイプのチョコクリームを注入してあります。ホワイトチョコとチョコスプレーがトッピング。

見た目も賑やか

生地はふわふわモッチモチ!中も外もチョコレートが存在感を放つ、チョコづくしのドーナツです。アメリカっぽいリッチ感はありつつ、日本人の口に合う、ほどよい甘さがおいしい。

しゅわっとした口どけも絶妙

ファミリーマートの一番人気は?

筆者が足を運んだファミリーマートでは、「オールドファッションドーナツ(チョコ)」(108円)や、「フレンチクルーラー(カスタード&ホイップ)」(128円)などの定番商品がやはり人気とのこと。オールドファッション人気の高さよ!

定番人気ですね

さっくりふんわりとした生地とほろ苦いチョコレートが、なめらかに口の中で溶け合います。どっしりとした食べごたえ、健在ですね。

かなりお腹にたまります

また、2015年当時流行っていた“クロナッツ”ことクロワッサンドーナツや、アメリカンなクリスピードーナツなどが姿を消し、「さつまいものベイクドデニッシュ」(128円)や「チョコビスケットパイ」(128円)などが新たに登場していました。

新たな顔ぶれ

さつまいものベイクドデニッシュは、ふかふかやわらかなパイ生地の中に、ねっとり濃密なさつまいもあんがたっぷり。コクのある甘さに、ちりばめられたゴマが香ばしいアクセントを添えて“大学いも”みたいなおいしさです。

右!

さつまいもはこの時期ならではのおいしさ

新作チョコビスケットパイは、さっくりしたビスケット生地と、しっとりしたパイ生地を合わせてうず巻き状に焼き上げられたもの。ざくざくとしたダイスチョコの存在感ばつぐん!キリッとビターでコーヒーに合う一品です。

大きめのダイスチョコがごろごろ

くせになる味でした

以上、デビューから約3年後のコンビニドーナツ事情をお届けしました。今回調べたのはいずれもオフィス街にある店舗なので、販売実績などは偏りがあるかもしれません。が、概ねの傾向やトレンドは伝わってきた気がします。

最近コンビニドーナツがご無沙汰という人も、たまには手に取ってみてはいかがでしょう?久しぶりに食べるとうまいな!ってなると思いますよ!(私もなりました)

※商品名、在庫、価格等は記事執筆時点のものです
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