
昨年(2017年)横浜市本牧にオープンした、すかいらーくグループ初のハワイアンレストラン「La Ohana(ラ・オハナ)」。本格的なハワイ料理を高コスパで食べられるという噂を聞きつけ、編集部も足を運んでみました。
すると、ファミレスのイメージを超越する料理のクオリティーにびっくり!特に看板メニューのひとつ「フリフリチキン」のおいしさには衝撃を受けました。筆者が訪れたのは休日でしたが、お昼を過ぎても常に行列ができているのにも納得。

◆挨拶は「アロハ~」「マハロ~」
主要駅から歩くと遠いので、元町・中華街駅や桜木町駅からバスで行くのがおすすめ(15~25分くらい)。近くに三渓園があるので、お散歩の途中にふらりと立ち寄ってみてもいいかもしれません。
店員さんの挨拶は「アロハ~!(こんにちは)」や「マハロ~!(ありがとう)」。店内を流れるBGMもハワイアンミュージックで、いたるところに緑が飾られている開放感のある雰囲気です。


待ちの列ができている入り口でもちゃんとスタッフが名前を受けていて、サービスに安心感を持てました。この日の待ち時間は15分ほど。
◆絶対食べるべき“丸ごとチキン”
同店の一押しメニューが、ハワイ・ノースショア名物の「フリフリチキン」(1,480円、税別、以下同じ)。特製スパイスに漬けこんだやわらかなひな鶏を、オーブンでジューシーに焼き上げたものです。2人でシェアしてちょうどいいくらいのボリューム。

トロリと甘ずっぱいスイートチリソースと、サラッとしたコクのあるバーベキューソースが別添えで付きます。ただ、チキンそのものにも塩コショウでしっかり味が付いているので、そのまま食べてもOK。

切ると断面からとめどなくあふれ出す肉汁。食べるとふっくらやわらかく、恐ろしいほどにジューシーです。フワッとした噛みごたえの直後に、スパイスでアクセントが添えられた鶏のうまみがじゅわじゅわ~っと口に広がる贅沢!ソースを付けてもおいしいけれど、個人的には何も付けずにそのままほお張るのがベスト。

なお、チキンは注文後に丸ごと焼き上げられるため、運ばれてくるまでに25~30分ほどかかります。時間に余裕をもってオーダーして!
◆ロコモコとアヒポキ丼
ご飯ものも絶品でした。今回注文したのは「ロコモコ メキシカンソース」(1,380円)と「サーモンアヒポキ丼」(1,180円)。ロコモコは、ご飯の上にビーフ100%ハンバーグとチーズ、目玉焼きをのせ、ひき肉やハラペーニョたっぷりの具だくさんソースを盛り付けたもの。フライドポテトや生野菜、アボカド、フルーツなどサイドも充実しています。



ハンバーグはぎゅぎゅっと噛むほどに、牛肉のうまみがじゅんわりあふれ出します。ピリ辛のメキシカンソースがアクセント。鼻にツンとくる辛みを、チーズとたまご、アボカドがまろやかにまとめてくれます。ひと口ごとに味が違って、最後まで楽しいひと皿!

一方サーモンアヒポキ丼は、ご飯の上にレタスやトマト、パプリカなどたっぷりの野菜と、まぐろ、サーモン、アボカドをふんだんにのせたライスボウル。しょうゆ、ごま油、オニオンなどをブレンドしたソースで味付けされています。

とろけるサーモンの脂とまろやかなアボカドのコク、まぐろのうまみが、香ばしいごま油に包まれて超美味!ひと口食べるごとに、また次のひと口への食欲が炊きつけられます。底の方にご飯がけっこうな量入っているので、上から下までごちゃ混ぜにして味わうのがおすすめです。

この日は満腹で断念しましたが、デザートにはハワイアンパンケーキもおすすめ。タロイモパウダーを練り込んだオリジナルパンケーキで、もちもち食感と甘すぎない味わいが楽しめるそうです。

筆者が訪れた日は、午後になってもひっきりなしにお客さんが並んでいました。駅から離れているにもかかわらずなかなかの人気ぶり。ちなみに2店舗目は保土ヶ谷にオープン予定だそうですので、近隣の方はご期待ください!