通販サイト「Amazon.co.jp(以下Amazon)」から、2016年上半期の「食品・飲料・お酒ストア」人気急上昇ランキングが発表された。今年の1~5月、Amazonで急激に売り上げが伸びた商品をランキング形式(1位~5位)でご紹介。
■人気急上昇ランキング
「国内産 もち麦280g」(1,480円)。もち麦は食物繊維を豊富に含む食材としてメディアに取り上げられ、話題となった。売れすぎて、一時期「もち麦」と名の付くものが軒並みスーパーから姿を消したのも記憶に新しい。Amazonでは通常の10か月分が1日で完売したこともあったとか。
「マルコメ プラス糀 米糀からつくった甘酒 125ml×18本」(1,927円)。ビタミンB群を豊富に含むそう。健康意識が高い人に人気のよう。
「マヌカヘルス マヌカハニー MGO400+ 250g」(4,400円)。ニュージーランドのマヌカ(ティートゥリー)から採取された“貴重な”はちみつ。2016年上半期「ジャム・はちみつ」カテゴリーの売れ筋ランキング1位を更新中だそう。
「タイガーナッツ(皮むき)150g」(1,160円)。野菜の一種で、食物繊維がアーモンドの3倍含まれるそう。注目の“スーパーフード”として、3か月で想定の4倍を売り上げたとか。
「明治 チョコレート効果カカオ72% BOX 75g×5箱」(1,200円)。カカオ70%以上のチョコレートは「カカオポリフェノール」が豊富に含まれると話題に。通常の2か月分を1日で売り上げたこともあったそう。
■ユニーク調味料 人気の4選
続いて、今後特に注目されそうなトレンド食品“ユニーク調味料”と“ブラジル食材”についてもご紹介する。料亭でも使われるという、九州・熊本発の「赤酒」。醸造した“もろみ”に木灰を加えた日本酒の一種「灰持酒(あくもちざけ)」の製法でつくられるそう。料理酒として料理人のあいだで評判が広まり、現在では料亭などでも愛用されているとか。Amazonでは前年比2倍の売れ行きだそう。
信州竜峡小梅を使い、古くから伝わる“秘伝の手作り製法”を取り入れて誕生したという「うめ酢」。さっぱりとした風味が楽しめる。酢の物など料理用としてはもちろん、薄めて飲んでも。
1本約5,000円の“高級品”、ぶどうだけを原料としたホワイトバルサミコ酢。モデナ特産の白ぶどう「トレッビアーノ・ディ・スパジーナ種」を、5年間熟成させて仕上げられる。魚介類をはじめ野菜やチーズとも相性がよく、炭酸と割って飲むのもおすすめだとか。
甘い香りの「青ゆずこしょう」ソースタイプ。風味豊かでスープなどにも馴染みやすく、より柚子の香りを楽しめるそう。
■ブラジル食材 人気の4選
最後に、この夏のリオ五輪でも注目されるブラジルの食材を、“本場の食べ方”とともに4品ご紹介。
グァバと砂糖を煮詰めた“羊かん”のようなペースト。ブラジルでは、チーズとゴイアバダをスライスして重ね、一緒に食べる「ロミオとジュリエット」という食べ方が定番だとか。
“飲むサラダ”とも言われるマテ茶。ブラジルでは「テレレ」と呼ばれる“水出しマテ茶”が定番の飲み方だそう。
抗酸化物質やマグネシウム、銅、カルシウムなど、多くのミネラルを含んでいるとされる“スーパーフード”。朝食や午後のおやつとして食べるのがおすすめとのこと。
自然由来成分にこだわり、化学化合物などは使わずにつくられるエナジードリンク。 アサイー、ガラナ、マテが含まれている。
※表記価格は、6月15日時点のAmazon販売価格