「ついに引退しちゃうのか...」と寂しさに暮れる中、東京都世田谷区に「トトロのシュークリーム」が食べられるお店があるとの情報が舞い込んできました。お店の名前は、『白髭シュークリーム工房』。
“白髭”...だと!?なんだか宮崎監督を彷彿とさせる名前じゃないか...!これはジブリファンには見逃せないぞということで、さっそくお店に行ってみました!
■『白髭シュークリーム工房』は、世田谷代田にある
『白髭シュークリーム工房』は、世田谷代田駅から歩いて5分ほどのところにあります。周りをぐるりと木々に囲まれていて、まさに宮崎アニメに登場しそうなお店です。
1階が工房とお店、階段を上がると2階はカフェになっています。インテリアにもジブリグッズがたくさん!
■「トトロのシュークリーム」は4種類
1階お店の扉を開けると…いました、トトロー!手のひらサイズの「トトロのシュークリーム」がショーケースの中にたくさん並んでいます!
2匹のチビトトロがメイちゃんと追いかけっこをするシーンを思い出して、なんだかほのぼの~。
「トトロのシュークリーム」のフレーバーは、オールシーズンの「カスタードクリーム」「チョコレートクリーム」「キャラメルバナナクリーム」に、秋冬限定の「マロンクリーム」を加えた全4種類。冬から春は“ストロベリー”、夏から秋は“ピーチ”というように、季節によって限定のフレーバーがあるようです。
今回は、定番人気の「カスタードクリーム」と季節限定の「マロンクリーム」を買ってみました!
■「トトロのシュークリーム」を食べてみた
キョトン顔がかわいすぎる「トトロのシュークリーム」、それぞれ頭にちょこんと葉っぱが乗っています。森から抜け出して来たのかな?
まずは、緑の葉っぱを乗せた「カスタードクリーム」のトトロを食べてみます。
シューには国産小麦を使っているらしく、歯ごたえはサックサク。カスタードはバニラビーンズ入りで香りもよく、口の中でとろけます。生クリームを合わせたコクのあるカスタードクリームがぎっしり詰まっていて、食べごたえも十分。葉っぱは、ほんのり抹茶風味でした。
次に、季節限定の「マロンクリーム」を食べてみます。
熊本県産の和栗を使って仕上げたマロンクリームに、栗の渋皮煮が刻んで加えられているという「マロンクリーム」。栗そのものの自然な甘みです。クリームの中には、ごろごろっと1センチ角の栗も入っていて、食感も楽しめます。秋らしい茶色の葉っぱは、チョコレート味でした。
どちらも、濃厚でなめらかなクリームとサクサク軽いシューが相性抜群!
■世界にひとつしかないトトロ
「トトロのシュークリーム」を買うことができるのは、世界中探してもここだけ。ジブリも公認の『白髭シュークリーム工房』でしか製造、販売されていないんです。
トトロの形にシュークリームを焼くのは難しく、手間もかかるため販売数は限られているとのこと。素材や工程にこだわり、毎日ひとつひとつ手作りで「トトロのシュークリーム」が作られているんだとか。だからトトロの顔や形は、それぞれ微妙に違っているんです。“世界にたったひとつのトトロ”なんですね!
宮崎監督の長編アニメの新作がもう見られないと思うとやっぱり寂しいけれど、心に響く名作や魅力的なキャラクターたちは、さまざまな形でこれからも私たちの心に棲みつづけるのでしょう。