パンで「動物」を作ったり、お菓子で「お花」を作ったり。食べ物を使って、何かにそっくりなものを作る器用な人っていますよね。しかし、「ケーキでラーメンを作る人がいる」と聞いたら…耳を疑いませんか?ケーキでラーメン !? どうやって作るの?
 
そうなんです。そういうすごい方がいるんです。この写真がその証拠。ケーキとは思えないくらいに、ラーメンにそっくりですよね?その名も「なんちゃってラーメン」。
 
ラーメンそっくりのケーキ「なんちゃってラーメン」
ラーメンそっくりのケーキ「なんちゃってラーメン」
 
実物は、どれだけそっくりなのでしょう?そしてどんな味がするのでしょう?見てみたいですよね?食べてみたいですよね?

このラーメン、間違えた、ケーキを作っているのは、埼玉県本庄市にある梅月堂というお店。調べてみると...会社からは片道2時間以上かかります。遠い!

でも、食べたくなったら意地でも行ってしまうのがえん食べ編集部。はるばる本庄市まで、出かけることにしました。
 
■ 埼玉県本庄市の梅月堂にやってきました
 
都内から電車を乗り継ぐこと2時間あまり。JR 八高線児玉駅につきました。目的地の梅月堂は、ここから400メートルほどらしいのですが...見つけました!雰囲気のある、素敵な門構えです。早速入ってみましょう!
 
素敵な門構えのお店です
素敵な門構えのお店です

中に入って驚いたのが、その広さ。意外に奥行きがあり、色とりどりのお菓子が並べられています。この店内のどこに、ラーメンそっくりのケーキはあるのでしょうか?

店内の装飾も素敵です
店内の装飾も素敵です
 
店内を奥に進むと、見つけました!ラーメンそっくりのケーキ、「なんちゃってラーメン」の登場です!「並盛り」と「大盛り」の2つのサイズ。どちらも、笑っちゃうほどにそっくりですね。この「スープ」、この「麺」は、どうやって作っているんでしょう?早く食べてみたい!
 
なんちゃってラーメンには「大盛り」と「並盛り」があります
なんちゃってラーメンには「大盛り」と「並盛り」があります
 
奮発して「大盛り」を買いたいところですが、今回は「並盛り」を選びました。片道2時間かけて運ぶのは少し心配。しっかりした箱に入れてもらい、そーっと会社までもち帰ります。
 
■ 「ラーメン」に「入刀」!その断面は?
 
「なんちゃってラーメン」をオフィスにもって帰ってきました。えん食べの仲間たちも、見てビックリ、それから大笑いしています。本当に、変わったケーキです。
 
さあみなさん、気になっていますよね?この「ラーメン」の断面を、これからお見せしますよ!というわけで、崩さないように慎重に、包丁を入れます。「ラーメン」に包丁を入れるなんて、初めてです。
 
ラーメンを細部まで再現した「なんちゃってラーメン」
ラーメンを細部まで再現した「なんちゃってラーメン」
 
じゃじゃん!クリーム色の優しい色合いをした断面が現れました。「スープ」は紅茶ゼリー、「麺」はモンブラン、「ナルト」と「チャーシュー」と「メンマ」は練りきりで出来ています。さらに底の方には、紅茶のパンナコッタまで入っており、とても手の込んだつくりのケーキです。
 
なんちゃってラーメンの断面
なんちゃってラーメンの断面
 
写真を撮り終えたら、箸ではなくて、スプーンを使って、いただきます!ぱくり。うーん、いろんな素材が合わさり、濃厚な甘みを感じます!一見小さく見える「並盛り」。でも一口ごとの満足度が高いので、数人でシェアして楽しむこともできそうですよ。ただの「ギャグ」ではなく、本格的なケーキの味わいです。梅月堂さん、恐れ入りました!
 
■ なんちゃってラーメンの由来とは?

梅月堂で変わっているのは、なんちゃってラーメンだけではありません。長すぎるロールケーキや、土鍋に入ったプリンなど、ビックリ、そして、フフッと笑える、変わったケーキが他にもたくさんあります。
 
長さ50センチの「長すぎるロール」
長さ50センチの「長すぎるロール」
 
 
大人数でシェアできる土鍋入りのプリン
大人数でシェアできる土鍋入りのプリン

トトロにそっくりのケーキも見つけました
トトロにそっくりのケーキも見つけました
 
なぜ梅月堂では、こんな変わったものをいろいろ作っていらっしゃるのでしょうか?
 
お店のご主人にお聞きすると、とにかく人を喜ばせることが大好きとのこと。和菓子と洋菓子の両方の世界で修行をされたため、思いついたアイデアはなんでも形にできてしまうそうです。昨年の年末には、「エビ天」をのせた「なんちゃって年越しそば」を作る計画もあったのだとか。多忙のあまり、実現しなかったそうですが、夏場には金魚鉢を模したゼリーを作るなど、温めているアイデアはまだまだあるようです。自らレジを打つ傍ら、丁寧にケーキの解説をしてくださる、素敵なご主人でした。
 
お店には、変わったケーキの他にも、美しいケーキ、可愛いケーキ、100円前後の和菓子やクッキーなど、様々なお菓子が揃えられています。眺めているだけで、幸せな気持ちになれますよ。
 
■ 2~3時間かけても行くべきケーキ屋さん
 
都心からは片道2時間の場所に位置する梅月堂。残念ながら、気楽には立ち寄りにくい場所です。でもあまりにケーキが魅力的であるため、片道2~3時間かけて買いに来るお客さんも多いそうです。
 
特別な日に、特別な人に、特別なお菓子を贈り、「あなたのために、2~3時間かけて買いに行ったんだよ」と伝えたら...。感激されること間違いなしですね。

母の日や父の日ももうすぐ。大切な誰かのためのケーキを、梅月堂まで買いに行くのはいかが?笑える見た目のケーキを選ぶも良し、正統派の美しいケーキを選ぶも良し。いずれにしても、味は本格派ですよ。

「変わっていない」ケーキも売られています
「変わっていない」ケーキも売られています