
いつものピザまん(税込120円)より、価格も50円高くなっています。果たして、何がどれくらい“極上”なんでしょうか?気になったので、通常のピザまんと極上ピザまんを食べ比べてみることにしました!

並べて見た目を比べると、通常のピザまんがツルンと丸いのに対し、極上ピザまんは“ひだ”が入った形をしています。色はピザまんの方が赤っぽく、極上ピザまんはやや薄め。指でそっと押してみると、ピザまんは吸い付くようにしっとりしているのですが、極上ピザまんは生地に少々厚みがあり、プヨンと指を押し返してくる弾力があります。
次に中身を確かめるため、切り開いてみました(ゴメンネ…!)。すると…おお、明らかに違う!

ピザまんのトマトソースは真っ赤。対して極上ピザまんのトマトソースは茶色みを帯びています。また、角切りベーコンも極上ピザまんの方がごろごろとたくさん入っているように見受けられます。


それでは、いよいよ味を比べてみましょう。
ピザまんがしっとりとした口どけなのに対し、極上ピザまんはふかふかもっちりとした弾力があり、歯への抵抗に生地の力強さと厚みを感じます。また、ピザまんのトマトソースはフルーティーで甘酸っぱい“トマトケチャップ感”が強く、甘みも酸味もガツンと味覚に届きます。一方、極上ピザまんの方はちょっとしたグレイビーソースのような深みのある味。トマトの味はしっかりあるのですが、甘みや酸味が強すぎず、とにかくとても上品なのです。ピザまんよりも、ベーコンのうまみが強めに効いているような気も。
さらに、具材感にも差が。極上ピザまんには、ピザまんよりも大きくカットされたベーコンがたっぷり入っていて食べごたえがあります。ただ、およそ1.3倍量入っているというチーズはさほど両者間に違いは感じられませんでした。かじる場所によって多少かたよりもありますしね。どちらもトロ~リまろやかなうまみがトマトソースとともに広がり、大変美味でございました。

結論、極上ピザまんは通常のピザまんよりも具材感、生地のふかふか感、トマトソースのコク深さが増していました。が、どちらが好みかは人によって分かれそう。実際えん食べ編集部にも、いつものピザまんの方が好きというスタッフもおりました(筆者は極上ピザまんの方が好みでした)。
ちなみに余談ですが、せっかくピザまんを切り開いたのでそのまま焼いたらピザができるんじゃないかと思ってトースターに入れてみたら、思いがけずめちゃくちゃおいしかったこともご報告しておきますね。生地はサクッふわっと、チーズは香ばしくモッチリとして、ピザトーストのようなとてもおいしい何かになりました。

みなさまもピザまんを切り開くことがあったら、ぜひ試してみてくださいね。