
(キヌアバーガー)
豪快な肉料理のイメージが強いハードロックカフェだが、今回は肉以外の料理を求めて訪店するお客へ向けたベジタリアン・メニューを登場させる。同カフェとしては初めて“豆腐”を使ったラップサンドや、ボリューム満点の具だくさんサラダ、“食べる血液”と呼ばれる栄養豊富な根菜“ビーツ”を使ったジュースなどが用意される。
ラインナップは、肉をいっさい使わずに仕上げられたフード6品とドリンク2品。いずれも、世界のさまざまな食文化からインスピレーションを受けて開発されたとか。
中でも、注目のメニューは次のとおり。
●キヌアバーガー(1,980円/税別、以下同じ)

“スーパーフード”として注目されている雑穀キヌアとレッドオニオン、しいたけ、たまご、チェダーチーズ、ピーカンナッツ、大麦、パン粉を合わせて作られた“肉なし”のパティに、トマト、ベビーリーフ、グリルドオニオンを重ねてバンズでサンドしたもの。パティにはつなぎとしてフムスも合わされている。
パティはほろっと崩れる柔らかな口あたりだが噛みごたえのある食感で、さまざまな野菜から出るうまみが口の中いっぱいに広がる。肉を使っていないとは思えないほど満足感の高い一品だ。
●ブラックビーン ラップ(1,480円)

ブラックビーンズ、玄米、レッドオニオン、パプリカ、コーン、トマト、シラントロー、ハラペーニョ、ガーリック、グリルした豆腐などを生地で巻いたラップサンド。スパイスや蜂蜜を合わせて仕上げられている。
ハラペーニョの辛さが際立つメキシカンな一品。香菜やスパイスがしっかり効いた味の中に、ごろっと入った豆腐の柔らかさとまろやかさが良くなじんでいる。豆や玄米の食感もアクセントになって、ボリューム満点。
●ローステッド ルートベジタブル&ケールサラダ(1,980円)

ケールに、バルサミコグレーズで下味をつけてローストした根菜(かぶ、ビーツ、ルタバガ、ニンジン)と、スパイシーピーカン、豆腐、グリーンオニオンを和えたサラダ。ドレッシングには、アップルサイダービネグレットが合わされている。
大きめにカットされた根菜がゴロゴロ入っていて、ドレッシングに引き立てられた甘さとともに、ホクホクとした食感が楽しめる。サイドディッシュではなく、主役になれるサラダ。数人でシェアしても、一人で食べても。
●ビーツ&オレンジ ジンジャー ジュース(980円)

ビーツをふんだんに使った真っ赤なジュース。オレンジジュースとジンジャーをミックスして仕上げられている。その味は、ストレートにビーツを感じられるもの。ほんのりジンジャーの辛みが舌に残り、あと口にキレがある。濃厚なとろみがあり、腹持ちも良い。
なお、このほかのベジタリアン・メニューは以下のとおり。
エッグプラント バーガー 1,480円
クリスピーフライド カリフラワーラップ 1,480円
トーフ&ジンジャーサラダ 1,480円
アップル&ケールジュース 980円