
アップルコブラーとは、アメリカで親しまれているリンゴを使った焼き菓子。クッキークランブルを合わせたり、パイを重ねたりとレシピもさまざまで、家庭や作り手によって見た目や味にもいろんなバリエーションがあるようです。
そこで今回は、知っているようで意外と知らないアップルコブラーが食べられる東京都内のお店をご紹介します!
● グラニースミス「アップルコブラー」
“リンゴを使った焼き菓子”といえば、アップルパイの専門店グラニースミス。東京都内には三宿店と青山店の2店舗、さらに今年4月にオープンした神奈川・横浜店の全3店舗を構えています。
グラニースミスのアップルコブラーは、平たいココット皿に敷きつめたリンゴに、粗く砕いたオートミールクランブルをたっぷりのせて焼き上げたもの。冷たいバニラアイスがトッピングされています。アップルパイ専門店の名にふさわしく、リンゴがふんだんに使われたアップルコブラー。価格は700円(税込)です。

アップルパイ同様、ソースを4種類の中から選んで付けることができます。今回は、ほろ苦さと香ばしさがリンゴと相性の良い「キャラメル」をチョイス。
ほかほか温かいリンゴは、歯がいらないほどトロンと柔らか!舌の上でリンゴがとろけると、みずみずしい甘みと同時にシナモンのスパイシーな香りが口いっぱいに広がります。これぞ、ストレートにリンゴを味わうアップルコブラー。冷たいアイスをリンゴに絡めれば、ほかほかひんやり“温冷”のマリアージュが楽しめます。

また、クランブルはザクザク強めの歯ごたえと香ばしさがとても美味。でも、アイスが溶けて染み込んだ、しっとり柔らかいそれもまた良し。大小ばらつきのある凸凹なサイズ感に“おばあちゃんの手づくり感”がにじみ出ていて、ほっこり。
● ワイアードカフェ「APPLEコブラー」
パソコンや無線LANが使えたり、広いソファやテラス席でゆったりくつろげたりと、気づけばつい長居してしまうWIRED CAFE(ワイアードカフェ)。ここでもアップルコブラーが提供されています。サクサクのパイで、アイスとリンゴをサンドした「APPLEコブラー」、価格は620円(税別)。
ちなみにこれ、ランチタイムには提供されていないほか、ワイアードカフェ ダイニングラウンジでもメニューが異なるため提供されていないそうです、ご注意を(記事執筆時点で確認)。

プレート中央に鎮座する2スクープ分のバニラアイスを、4枚の長いパイでサンド。その周りをぐるりと囲むように、大きめにカットされたリンゴが添えられています。さらにキャラメルソースとパウダーシュガー、シナモンがトッピングされ、くるみやスライスナッツが散りばめられています。

サクッと軽い口あたりのパイは、かじるとハラハラッとほどけます。リンゴはシャキシャキとした歯ごたえをしっかり残し、デザートメニューながらも満足度の高い食べごたえ。ときどき「パリパリッ」と感じるナッツの食感もアクセントになっています。パイ、リンゴ、ナッツといろいろな食感が楽しめるアップルコブラー。

パイにひんやりアイスを絡めてほお張ると、香ばしいまましっとりとした口どけになってさらに美味!あと口にバターの香りがふわりと広がります。
● ハードロックカフェ「FRESH APPLE COBBLER(アップルコブラー)」
アメリカンダイナー・ハードロックカフェでは、“ザ・アメリカン”なアップルコブラーが味わえます。価格は1,080円(税別)。
しっとりとしたパイ生地に、とろけるようなリンゴのフィリングと、サクサクほろほろのクランブルをたっぷり重ねたシナモンアップルケーキ。これに、ひんやり冷たいバニラアイスがごろりとのっています。トッピングされているのはキャラメルソース。

全体的にガッツリ甘い、アメリカンな味わい!ですが、このボリュームでも途中で飽きずにペロッといけちゃう危険なおいしさです。シナモンのスパイシーな香りに加え、甘さの中にキリッと塩の存在が光る濃厚なキャラメルソースが働いて、味が単一にならないのです。

リンゴは大きめにカットされているので、とろとろに煮込まれていても、噛むと最後にシャキッとした歯ごたえが残っています。このリンゴの食感と、溶けたアイスを受けてもサクサクしたままのクランブルの噛みごたえで、満腹感がさらにアップ。今回ご紹介した3店のアップルコブラーの中で、もっとも食べごたえを感じました。

クランブルがのっていたり、パイで挟んであったり、その両方が組み合わされていたり…と三者三様のアップルコブラーでしたが、共通していたのはどれも、冷たいアイスと温かいリンゴの“温冷”が楽しめること。まさに夏から冬へと移りゆく、今の季節にぴったりですよね!
秋の午後は、ホカホカひんやり甘~いアップルコブラーをコーヒーのおともに、胃もココロも満たされる時間を過ごしてみませんか?