豪華アーティストによるステージに次いでロックファンたちを虜にしているのが、飲食ブース「スペシャキッチン」から販売されているアーティストとのコラボフェス飯。今年はKANA-BOON、[Alexandros]、Dragon Ashのドラマー桜井誠さんとコラボしたメニューが登場しました!

というわけで今回は、スペシャキッチンに登場したアーティストコラボ飯を一挙ご紹介!各アーティストのこだわりが詰まったレシピですので、食べた人も、食べなかった人も必見ですよ~。
●KANA-BOONとコラボ「ソウメーン」600円
開催時期は夏の終わり、さらに開催地は比較的涼しい山中湖エリアにあるとはいえ、日中は立っているだけで汗がにじむほど気温が上がることも。そこで嬉しいのが、さっぱり食べられるKANA-BOON流そうめん「ソウメーン」!

昨年もコラボメニューを出していた彼ら。前回は「たこ焼き」だったのですが、今回はガラリと路線変更。そうめんにたっぷりのつゆをかけ、メンバー4人がそれぞれ考案したというトッピング4種をのせて仕上げられています。
メンバーが考案したトッピングは次のとおり。
谷口鮪さん(Vo./Gt.)→鮪(マグロ)のしぐれ煮
飯田祐馬さん(Ba./Cho.)→カニカマ
小泉貴裕さん(Dr.)→ヤングコーンの素揚げ
古賀隼斗さん(Gt./Cho.)→のり
冷たいそうめんをちゅるんとすすれば、夏が名残惜しくなるほど気持ち良いのどごし。甘辛い鮪しぐれ煮は、ぎゅっと詰まった肉感があって味も濃く、そうめんとの相性抜群です。つゆにも鮪の甘辛タレが染み出て、ダブルでうまい。
ゴロンと入ったカニカマのプリッとした食感や、シャキシャキのヤングコーン、のりやゴマの香ばしさも効いて、最後まで飽きさせない味わいです。大雑把なんだけれど、このぶっかけ感がフェス飯にぴったり!

さらなる飛躍を期待させるステージでした!
●[Alexandros]とコラボ その1「ようぺのオカン定食」800円
[Alexandros]のVo./Gt.川上洋平さんのお家の“秘伝レシピ”が味わえる「ようぺのオカン定食」。“アドボ”と呼ばれる、鳥の手羽を煮込んだフィリピンのスタミナ料理に、サラダ、お赤飯がセットになっています。

甘辛く煮付けられたチキンはほろほろ崩れる柔らかさで、フェス飯としてだけでなくレストランのメニューとして出せるんじゃないかレベルにおいしい。白飯ではなく、お赤飯が合わされているところにまたこだわりを感じます。豆のほっくりとした味わいが、濃いめの味付けのチキンによくなじむ!全体として母のやさしさを感じる家庭の味だけれど、どこかオシャレな川上家の絶品定食。
●[Alexandros]とコラボ その2「まっプルパイ」700円
Gt.白井眞輝さんが考案した、シナモンを効かせたアップルパイ「まっプルパイ」。アイスクリーム付きです。

パイはサクサク、中に詰まったりんごフィリングはとろける甘さ。噛むほどにしっとりもっちりジューシーで、シナモンが強めに香る本気のアップルパイ!一方で、添えられたミルク味のアイスは甘さ控えめで、あと口もさっぱりしているというバランスの良さ。これ正直1ホールいけちゃうクオリティの高さです。
![2日目、LAKESIDE STAGEのトリを務めた[Alexandros] ここにいる全員を虜にしたであろう圧巻のステージ](https://image.entabe.jp/upload/201509/images/alexandros.jpg)
ここにいる全員を虜にしたであろう圧巻のステージ
●Dragon Ashのドラマー桜井誠さんとコラボ「イタポテ」700円
さまざまなフェスに出店している、桜井誠さんのお店「桜井食堂」。この“分店”のメニューとしてスペシャキッチンに登場したのが「イタポテ」です。フライドポテトにハーブを効かせ、サラミをトッピングしたもの。

ワンプレートに、太さ・長さの違う3種類のフライドポテトがもっさり。細いものはもっちり、厚切りのものはカリッとほくほく、コロンと丸みを帯びたものは外サクサク、中はねっとりとろける舌ざわり。それぞれの食感と絶妙な味の違いが楽しめます。
揚げ物なのに、ハーブのおかげですっきりしたあと口に。また、しっかり噛みごたえのあるサラミは、かみかみしながらいつまでも味わえる強めの塩味。渇いたカラダに沁みます。フェスには欠かせないビールのお供にもぴったり!

●チュートリアルとコラボ「オレのナポリタン」800円
スペシャキッチンからは、もうひとつコラボメニューが販売されていました。お笑いコンビ・チュートリアルの徳井さんが考案したという「オレのナポリタン」です。フェス飯でスパゲッティってなかなか珍しいですよね!

懐かしいケチャップの甘ずっぱさに、ほんのりスパイスの辛みが感じられるスパゲッティナポリタン。屋台で食べるでスパゲッティって初めてだったので、パスタが乾いてぽそぽそしないか心配だったのですが、しっかり水分を含んだままプリッとモチモチの食感を保ってくれていました。たっぷり入ったベーコンや玉ねぎが口の中で踊るのも嬉しい!

気になるメニューはありましたか?以上、今年のスペシャキッチンからコラボメニューをお届けしました!
●おまけ:夏フェスビギナーはぜひラブシャへ!
ラブシャの良さは「規模感」と「距離感」にあると筆者は思っています。ステージ数が多すぎないこと、ステージ間の移動距離が少ないこと、タイムテーブルがほとんど重ならないため、見たいアーティストをほぼ逃さず見られること(これ重要!)。これらが叶えられているところに私はスペシャスタッフの愛を感じます。
また、山中湖(山梨県)で開催されるため、全国各地から足を運べること。都心からもオフィシャルの日帰りバスツアーなどが用意されているので、とても便利です。
この程よい規模感と距離感のおかげで、ラブシャは毎年とてもアットホームな雰囲気。数ある夏フェスの中でも、夏フェスビギナーがもっとも参加しやすいフェスと言ってもいいのではないでしょうか。ただし土地柄、空模様は変わりやすいので、着るもの・履くものは万全のご準備を!
毎年足を運んでいる人、行ってみたいけれど躊躇している人、そして、今まで夏フェスの良さがわからなかったけれど、これを読んで少しでも興味を持ってくれたという人がいたら、ぜひ来年はお友達や家族と一緒に参加してみてはいかがでしょう?山中湖の夏が、あなたを待っていますよ~!
