生の食パンでアイスを挟んだだけ。ただそれだけのおやつなのに、なぜか(失礼)とってもおいしいんです。屋台などで売られているそれは、いろんな色や味のついたパンで、これまた種類豊富なフレーバーのアイスを挟んで出来あがり。私が体験した屋台には、バニラやチョコなどの定番フレーバーから、ドリアンといった南国ならではのフレーバーもありました。
東京でも南国のような記録的猛暑が続く中、ふとこのシンガポールおやつを思い出しネットで検索してみると、手づくりパンアイスの画像が続々とヒット。もう結構みんなやってるのね!
というわけで、筆者もつくってみることにしました。
繰り返しますが、作り方は食パンにアイスを挟むだけ。用意した食パンの上に好きな味のアイスをのせ、パンごとぐゎしっとつかむ感じで半分に折りたためば完成です。材料さえそろえれば、5秒で作れます。
ちなみに、パンの下にクッキングシートを敷き、あらかじめ食パンの中央に軽く折り目をつけておくと、アイスを挟みやすくなります。
パン生地の繊維のすき間に、溶けてきたアイスがじゅんわり染み込んだタイミングでパクリとかぶりつくのがオススメ。とろりと濃厚なアイスの口どけと、アイスが染みてしっとりもっちりしたパンの食感が同時に訪れて幸せな気持ちになります。はじめはひんやり冷たいアイスの味だけが口の中を占領しますが、噛みながら、徐々にパンのほんのりとした甘みと小麦の香ばしさも追いかけてきます。
チョコや抹茶、イチゴなど、いろいろなフレーバーのアイスを挟んで食べてみましたが、中でもとりわけおいしかったのがクッキーバニラ。バニラのふくよかな甘みがパンに染み込み、そこにクッキーのほろ苦さがアクセントになって、超が付くほど美味でした。
2種類以上を組み合わせてもおいしい
これ、クロワッサンやロールパンなどパンの種類を変えるとまた違ったおいしさが楽しめそう。ちなみにえん食べでは、メロンパンアイスがおいしいことはすでに実証済みです。ブリオッシュでジェラートを挟んだスイーツやアイスクリームバーガーもあることだし、きっとどんなパンとアイスの組み合わせでもおいしくなるはず!夏のおやつや朝食に、ぜひ試してみては?