
●ピンサは“ヘルシーなピッツァ”?
ピンサとは、古代ローマを起源としたピッツァの“原点”と呼ばれるメニュー。大豆の粉や米粉、小麦粉をブレンドした生地を楕円形に伸ばし、ピッツァのように具材をトッピングしたものを焼き上げて完成されます。
「ピッツァよりも軽く食べられる」と、今イタリアではヘルシー志向の女性を中心に人気急上昇中なのだとか。ローマには、予約が取れない専門店もあるほど話題となっているそうです。アメリカにも徐々にブームが来ているそうなので、日本でもこれから流行する…かも?
●本場イタリア出身のシェフ渾身のピッツァ&ピンサ
カブリオでは、本場イタリアでピッツァイオーロとして働いていたシェフが焼き上げるピッツァやピンサが提供されます。オープンキッチンの中に堂々と鎮座する石窯は、イタリアで“特注”したものだそう。
カウンター席からは、シェフが手際よく生地を伸ばし、ハムやチーズをのせ、石窯に入れて焼き上げていく一連の流れを間近で見ることができます。

焼き上がったばかりのピンサの生地は、フカフカとした柔らかな口あたり。噛むとモチモチで、香ばしさはあれど、決して具材の邪魔をしない素朴な味です。シンプルなのでトッピングのおいしさが生き、食べていて飽きません。

もちろんメニューには、ピンサのほかにも本格イタリア料理が勢ぞろい。種類豊富なピッツァやパスタをはじめ、銘柄豚や子羊、牛肉を使ったグリル(炭火焼き)料理なども提供されます。


ドリンクメニューには、ビールやワイン、カクテルをはじめ、イタリア産クラフトビールも多数ラインナップ。また、エスプレッソマシンも備えてあり(さすがイタリアン!)コーヒーメニューにも力を入れているそう。カフェタイムにドルチェ(デザート)と一緒に味わうのもまた一興ですね。

●シーンに応じて使い分け
店内は、入り口近くの「テラス」、ホール中央の「トラットリア」、ソファも置かれゆったりと楽しめる「ラウンジ」の3つのエリアに分かれています。それぞれシーンに応じて使い分けられるよう、雰囲気も異なります。
ランチやディナーはもちろん、待ち合わせや二次会利用、ビジネスシーンの打合せの場としても一役買ってくれそう。


店舗所在地は、東京都新宿区歌舞伎町1-23-14 第一メトロビル1F。営業時間は、月~木・日・祝日が11時30分~24時、金・土・祝前日が11時30分~翌4時。
ちなみに、住所は歌舞伎町ですが、歌舞伎町のごく浅いところ(まだ入り口のあたり)にあるので、女性ひとりの筆者でも胸がざわつくことなくお店にたどり着くことができましたよ!というおまけの情報を付記しておきますね。
