江戸時代の食を再現したメニューを販売する「江戸めしフェア」が、東京駅構内のレストランゾーン「北町ダイニング」で始まった。9月30日まで、6店舗で計8品が提供される。

七代目卯兵衛には「江戸時代の寿司 3種」(税別999円)が登場した。大きさは現代の約2倍あり、酒粕から作る「赤酢」が使われていたためシャリの色は赤みがかかっていたそうだ。“現代の寿司”もあわせたセットで食べ比べを楽しめる。数量限定で15時から販売。


右3つが、江戸時代のすし
右3つが、江戸時代のすし

いろり庵では、静岡県袋井市の名物「たまごふわふわ」(税込600円)が食べられる。東海道五十三次の真ん中にあたる袋井宿では朝食に供されていたそう。市外で唯一、袋井市観光協会が監修した、たまごふわふわだとか。金曜のみ、数量限定で15時から販売。

お酒のつまみにも合うそうです
お酒のつまみにも合うそうです

東京屋台の「おから餃子」(税別600円)は、「日本で初めて餃子を食べた人は徳川光圀だ」というエピソードから、当時の餃子を再現したという一品。江戸時代には基本的に肉を食べなかったことから、精進料理でも使用されるおからを使い、現代人でも食べやすいよう豚のスープを入れてジューシーに仕上げてあるそうだ。15時から販売。

光圀公はどんな餃子を食べたのでしょう
光圀公はどんな餃子を食べたのでしょう
 
すべての参加店舗と提供メニューは次のとおり。店舗によって提供時間が異なる。

七代目卯兵衛
「揚げ豆腐のみそ田楽」(税別500円)
「江戸時代の寿司」(税別999円)
オールドステーション
「牛ハラミのグリル 牛鍋風」(税別1,280円)
いろり庵
「たまごふわふわ」(税込600円)
「蕎麦味噌焼き」(税込530円)
本家あべや
「柳川風じゅんさいたまごとじ」(税込780円)
東京屋台
「おから餃子」(税別600円)
華祭
「鮎の串揚げ」(税込800円)