提供に時間がかかるためか、ピザのドライブスルーってこれまで見かけたことがありません。ドライブスルーでピザを買うってどんなカンジ?気になったので、半額だし!と所沢へ行って来ました。
ナポリス所沢けやき台は、国道463号線沿いにあります。店舗に到着すると、「ドライブスルー」の看板。案内に従って進むと、見慣れたドライブスルー用の設備が配置されています。が、もちろん、案内されているメニューはピザやパスタ。ハンバーガーやコーヒーや牛丼ではありません。
注文するものを決めるためにメニューをチェック。半額フェアの第1弾(6月21日まで)では、『ピッツァ』3種と『パスタ』2種(平日限定)、そして第2弾との共通で『パニーニ』2種(モーニング限定)、「生ビール」「パンツェロッティ」が半額になるようです。
注文したのは、ピッツァの「マルゲリータ」(通常350円)、「クアトロフォルマッジ」(通常550円)、パスタの「カニのトマトクリーム」(通常850円)、そしてパンツェロッティを上限の5個(通常100円)。半額の生ビールも狙っていたのですがテイクアウト(ドライブスルーも)では注文できませんでした。残念。
テイクアウトの場合、ピザ用の箱代として100円が追加されるものの、消費税も含めて会計は1,377円でした。ピザ2枚とパスタ1皿、プラスおやつ(?)まで買ってこの値段とは。恐るべし。
受け取った袋はホカホカ!助手席に座る私のひざを、じんわりと、いや、じりじりと温めてくれます(夏だけど!)。冬なら湯たんぽがわりになりそうだぞ。

まずはカニのトマトクリームのパスタをパクリ。トマトソースとカニの身が平麺にしっかりと絡み、味わい深さがあります。器は深めなので車内でも食べやすい!
続いてはピザ。車の中でピザを食べるのは、それなりに難易度が高いかもしれません。ハンバーガーやサンドイッチ、はたまた牛丼のように、一人分ずつに分かれているわけではないし、具をこぼさないように食べるのにも気を使います。でも、箱を抱えてピザを頬張るのはなんだか楽しい。食べられないドライバーに対する罪悪感も、ある種のスパイスです(すみません!)。
車内で食べるには、“揚げピザ”パンツェロッティがいちばんピッタリ。ピザ生地で具を包んで揚げたものが一般的ですが、ナポリスのパンツェロッティは、生地だけを揚げて砂糖やココアなどをまぶしたスイーツ仕立て。半額対象の「プレーン」は素朴な味わいで、何より片手でつまめるので気軽に食べられます。
ピザのドライブスルー。前にいた車を1台待っていたのもあって、受け取ったのは注文から約10分後でした。この待ち時間が許容範囲かどうかは人によるでしょうが、パスタもピザも頼んでいたことを考えると、個人的には問題なし。むしろ、できたてを手にできるほうが嬉しかったりします。自宅で食べるために、パーティーのおもたせに、ピクニックのごはんに。利用できるシーンは案外多そうです。
半額フェア第2弾は、6月22日から6月28日まで。マルゲリータのほか、ピッツァ「ディアボラ」「トンナータ」、パスタ「カルボナーラ」「ボロネーゼ」が半額の対象となります。モーニング(7時~10時)限定のパニーニも引き続き175円となるので、すぐ近くにあるスタバをスルーして、朝ごはんに立ち寄るのもアリかも(コーヒーも売ってます!)。