6月1日、「世界のベストレストラン50」の授賞式が英国ロンドンで開催され、日本のレストランとして初めて、東京・南青山にあるフレンチレストラン「NARISAWA(ナリサワ)」が TOP10入りを果たしました。昨年より6つランクを上げて8位となり、同時に「アクアパンナ・アジアのベストレストラン賞」も受賞しています。

「世界のベストレストラン」トップ10に、日本の NARISAWA がランクイン  (写真 Junji Hata)
「世界のベストレストラン」トップ10に、日本の NARISAWA がランクイン
(写真 Junji Hata)

このランキングは、世界中のレストラン業界人およそ1,000名の投票により決定されます。2015年、1位をスペインの「エル・セジュール・デ・カン・ロカ」が獲得、次いで2位にイタリア「オステリア・フランチェスカーナ」、3位にデンマーク「ノーマ」が選ばれました。


授賞式会場での集合写真  (c)The World’s 50 Best Restaurants 2015, sponsored by S.Pellegrino & Acqua Panna, and onEdition Photography, the official photographers for 2015
授賞式会場での集合写真
(c)The World’s 50 Best Restaurants 2015, sponsored by S.Pellegrino & Acqua Panna, and onEdition Photography, the official photographers for 2015

今回、快挙を成し遂げた NARISAWA を率いる成澤シェフは、「森とともに生きる」をテーマに、「土のスープ」や「水のサラダ」といった独創的な料理を発表しています。伝統的なフランス料理の技法を日本の繊細な食材を融合させる才能を持つことで知られているそうです。

このほか日本からは、東京・六本木にある日本料理店「龍吟」が29位にランクイン。また85位に、東京・表参道のフレンチレストラン「L'Effervescence(レフェルヴェソンス)」が、86位には、2009年にミシュラン史上最短で三ツ星を獲得した大阪「Hajime」が選ばれました。

29位には日本料理 龍吟が
29位には日本料理 龍吟が