
これまでペットボトル緑茶といえば、いつも同じ品質で提供するのが当たり前のイメージ。その常識を覆してどんな変化が楽しめるのでしょうか?編集部では1年分の製品をひと足先に体験してきました!
第1弾として販売されるのは、新茶をブレンドした伊右衛門。ひと口飲むとフレッシュでみずみずしい茶葉の香りとやわらかな甘みがふわっと広がり、これまでの伊右衛門と比べるとよりまろやかな印象です。

夏季に展開予定の伊右衛門には、水でじっくりと抽出した“石臼挽き”の抹茶を使用。水出しすることで抹茶の渋さや苦みが抑えられ、さっぱりとした爽やかな味わいで水のようにゴクゴクと飲めます。でもこの日は風が冷たかったこともあり、今はまだ物足りない気も…。

9月に切り替わる秋製品の茶葉は、春に摘み取った茶葉を寝かせたもの。新芽の青臭さが薄らぎ、香りと深みの増した濃いめのお茶にガラッと変わります。また、ホットで提供される冬の茶葉は炙って火入れされており、甘く香ばしい香りはほうじ茶に近いイメージ。ほっとして温まりたい季節にピッタリです。

茶葉や淹れ方によって全く味わいが変わるお茶の世界は、本当に深い!それがペットボトルで気軽に楽しめるなんて、日本人らしいなかなか粋な試みです。
そして一気に飲み比べてみると、やっぱり今の季節には新茶が一番しっくりくる気がするから不思議。筆者が子どもの頃はこの季節になると母が新茶を買ってきて飲ませてくれましたが、そんな記憶も影響しているのでしょうか。
なお500ml ペットボトルを中心とした四季のお茶の目印は、おなじみの竹筒のようなパッケージに記されたアイコン。ふと季節の変化を感じたら、伊右衛門も変わっているかもしれませんよ。
