クックパッドが展開する「クックパッド ダイエット」は、管理栄養士の資格を持ったトレーナーがマンツーマンでダイエットをサポートするプログラム。2014年のサービス開始以来、これまで8,000人以上のダイエット指導実績があり、成功率は83%にものぼるとか。

そのクックパッド ダイエットのメソッドと、おすすめのダイエットレシピを収録した「クックパッド ダイエットレシピ」(アスコム)が4月に発売されました。


クックパッドのダイエットメソッドが一冊に!
クックパッドのダイエットメソッドが一冊に!

同書によると、高いダイエット成功率のカギは栄養学に基づいた“正しく食べてやせる”方法にあるそう。以下、これまでの“食べないダイエット”の常識を覆すメソッドを、少しだけご紹介したいと思います!

◆外食時にも使える!黄金栄養バランスは「手ばかり」でチェック

クックパッド ダイエットで重要なのは、効率良い脂肪燃焼と美肌作りを助ける栄養素「たんぱく質」「ビタミン」「ミネラル」「炭水化物」をバランス良く摂りながらカロリー制限すること。でもコンビニ飯や外食が多いと、食材の摂取量をきちんと量るのは難しいですよね…。

そのバランスを手軽にチェックできる方法として提案されているのが“手ばかり”。手の大きさは体格に比例するため、ある程度守るべき量が把握できるのだとか。

例えば1食分の主食(炭水化物)の目安は、ご飯なら軽く握った握りこぶし1個分(約150g)。ご飯以外のパンや麺なら、ご飯と同量か1.3倍程度が目安だそう。

炭水化物抜きは NG です!
炭水化物抜きは NG です!

また、主菜(たんぱく質)は肉も魚も「片方の手のひら(指を除く)+厚み」が1食分。副菜(ビタミン・ミネラル・食物繊維)は生野菜で両手一杯分、温野菜で片手一杯分が目安となるそうです。

筋肉維持に必要なたんぱく質も毎食必須
筋肉維持に必要なたんぱく質も毎食必須

 
加熱した野菜(右)はかさが減るので片手分が理想。きのこを加えても OK とのこと
加熱した野菜(右)はかさが減るので片手分が理想。きのこを加えても OK とのこと

筆者も実際に手を見ながらコンビニで選んでみたところ、食べ過ぎのものや足りないものが分かりやすく、自然とご飯の多い丼を避けたり、サラダを足したりできるようになりました。

なお同書に掲載されている103のレシピは、レシピ共有サイト「クックパッド」に投稿されたレシピの中からダイエット・トレーナーがメソッドに合わせて選んだもの。どれも普段見慣れた材料で簡単に作れて、すぐに試したくなるものばかりです。クックパッドは余った食材の使い道や毎日の献立で参考にはしていましたが、ヘルシーなレシピもたくさんあるんですね…。自他共に認める食いしん坊の筆者もこれなら続けられそうな気がします!