昨年大ヒットしたコンビニのカウンターコーヒーに続き、今年は“コンビニドーナツ戦争”が勃発?セブン-イレブンに続き、ファミリーマートローソンでも本格的に展開されることとなり、大手3社に“コンビニドーナツ”が並びます。

こうなったら、「食べ比べをしなくちゃ!」と妙な衝動に駆られたえん食べ編集部。大手3社とミスドのドーナツを購入して食べ比べてみました。この記事では、ファミマのドーナツについてレポートします。(食べ比べ編セブン編ローソン編もどうぞ!)


ファミマのコンビニドーナツを食べてみた!
ファミマのコンビニドーナツを食べてみた!

◆ファミマは“ベーカリードーナツ”

ファミマのドーナツシリーズ『ファミマ カフェ ドーナツ』は、4月7日から展開されています。他社のような“カウンタードーナツ”ではなく、袋売りの“ベーカリードーナツ”。レジ横ではなくベーカリーコーナーに並んでいます。

◆個性的な12種類

発表されている商品のラインナップは12種類。

・オールドファッションドーナツ(チョコ) 108円
・ミルクデニッシュ&チョコクッキードーナツ 110円
・クリスピードーナツ(3個入り) 108円
・フレンチクルーラー(カスタード) 108円
・ミルクチュロッキー 108円
・チョコチュロッキー 108円
・ふわふわドーナツ(カスタード&ホイップ) 120円
・クッキードーナツ(シナモンシュガー) 110円
・クリームサンドドーナツ(カスタード&ホイップ) 128円
・デニッシュドーナツ 108円
・大きなツイストリングドーナツ 108円
・クロワッサンドーナツ 119円

袋売りということもあってか、そのラインナップは“カウンタードーナツ”とは違って個性的。逆にいえば、スーパーなどでも親しまれてきたベーカリードーナツの王道をいくような商品がそろっているように思います。

◆4種を食べてみる

今回購入したのは、オールドファッションドーナツ(チョコ)、クリスピードーナツ、ミルクチュロッキー、ミルクデニッシュ&チョコクッキードーナツ。

なんといっても、特徴的なのは、ミルクデニッシュ&チョコクッキードーナツでしょうか。名前のとおり、デニッシュ生地とクッキー生地を練り合わせ、パウダーシュガーをたっぷりとまぶして仕上げられています。黒い生地にはしっかりと苦みがあり、砂糖の甘さを引き立てています。

話題のハイブリッドスイーツ?
話題のハイブリッドスイーツ?


2種の生地をねじってあります
2種の生地をねじってあります

オールドファッションドーナツ(チョコ)は、持った瞬間にずっしりと来る重さ。“カウンタードーナツ”の導入によって各店から(恐らく)消えた、ベーカリードーナツのオールドファッションの味がします。チョコも生地も甘すぎず苦すぎず、みんなが大好きな味なのでは。
 
左がミスド、右がファミマ。見るからにデカイ
左がミスド、右がファミマ。見るからにデカイ

クリスピードーナツは、グレーズのかかった小さめのドーナツが3つ入っています。小さめ(つまり細め)なだけあって、“ふんわり”や“しっとり”というよりは、クリスピーさが際立つ食感。スナック感覚で食べられます。シェアしたり、何回かに分けて食べたりできるのもいいですね。結局3つとも食べてしまったけれど。

「丸々1個はいらない!」ってときにも
「丸々1個はいらない!」ってときにも

そして、ベーカリードーナツの定番(だと筆者は思っている)、チュロスもあります。ミルクチュロッキーは、甘くてザックリ食感で、安心できる味。この甘さがいいんです。

この固さがほしいとき、あるよね
この固さがほしいとき、あるよね

◆ザ・ベーカリードーナツ!な懐かしい味

ファミマのドーナツは、ベーカリーのドーナツらしい懐かしい味があふれていました。これまでどおりレジにもっていくだけなので、レジでの注文が苦手な人、面倒くさいって人にはいいかもしれません。また、全体的にビッグサイズなものが多いので、食べ応えがほしいときにもおすすめ。

もし今後、他社のようにカウンタードーナツが導入されることになったら、どんな商品が並ぶのでしょう。ファミマさん、どうなんですか…?

※表記価格は税込