こうなったら、「食べ比べをしなくちゃ!」と妙な衝動に駆られたえん食べ編集部。大手3社とミスドのドーナツを購入して食べ比べてみました。この記事では、セブンのドーナツについてレポートします。(食べ比べ編、ローソン編、ファミマ編もどうぞ!)
◆「コンビニドーナツ」のパイオニア
セブンがドーナツの本格的な展開を開始したのは、昨年10月のこと。発売前から一部店舗では試験販売が行なわれており、その見た目が「ミスド(ミスタードーナツ)とそっくり!」と話題になりました。えん食べ編集部でも、当時試験販売中だったドーナツを食べてみたのですが、あれから約1年半。変化はあるのでしょうか。
◆ラインナップは王道
販売されているドーナツのラインナップをみてみましょう。
・チョコオールドファッション 100円
・宇治抹茶オールドファッション 110円
・もちもちいちごリングドーナツ 100円
・ふんわりリングドーナツ 110円
・もっちリングドーナツ 100円
・きなこドーナツ(豆乳入り) 100円)
・香ばしきなこと豆乳のドーナツ 100円
・ホイップドーナツ 110円
・白バラ牛乳のホイップドーナツ 110円
・ジャージー牛乳のホイップドーナツ 110円
ホームページによると、用意されているドーナツは10種のよう。地域によって仕様が異なるものも掲載されているので、すべてがひとつの店舗に並ぶわけではありませんが、比較的シンプルで王道のものが多い印象を受けます。
◆5種を食べてみる
えん食べ編集部が訪れた店舗では、チョコオールドファッション、もちもちいちごリングドーナツ、ふんわりリングドーナツ、ホイップドーナツ、きなこドーナツの5種が販売されていました。
まずチョコオールドファッションは、UFO のように中心に近い部分が厚く、外側は薄めの仕上がり。見るからにサクサクしていそうな焦げ目がついています。食べてみると、生地がぎっしりと重めな印象。そして期待を裏切らず、周囲はザクザクとした歯ごたえがあります。またチョコはほどよくほろ苦。後味に残る苦みがいい感じです。
もちもちいちごリングドーナツは、星のように5つのパーツがつながっています。いちごチョココーティングは、きれいなピンク色。食べてみると、生地の外側はもちっと噛みごたえのある食感。そして中は、もっちりしているけど密度が高いように感じます。またいちごチョコは、あっさりとした味でした。
ふんわりリングドーナツは、半透明のグレーズがかかったタイプ。ふわふわもっちりした生地に、あま~いグレーズをかけてあります。ハチミツの風味はなく、純粋に砂糖だけの甘さを楽しめるシンプルな味です。
ホイップドーナツは、中にたっぷりとクリームが入ったドーナツ。中のホイップクリームはふわっと軽めの口どけです。まわりにパウダーシュガーがたっぷりとかかっているおかげで、口に入れた瞬間の甘さがすごい!ブラックコーヒーとよく合います。
そしてきなこドーナツは、ほかのコンビニドーナツにはない“豆乳入り”のドーナツ。個人的には、セブンの5種のうちでいちばんおすすめです。周囲にはたっぷりときな粉をまぶしてあり、ケーキ生地は素朴な味わいで甘さ控えめ。コーヒーはもちろん、緑茶なんかにも合いそうです。
◆コーヒーのおともにピッタリな甘さ!
セブンのドーナツは、全体的に甘みを強く感じたのが印象的。ブラックコーヒーと相性が良さそうな味です。試験販売時と比べると、見た目も味もクオリティがぐんと上がり、おいしくなっていたように思います。多くが100円で買えるのも嬉しいですね。
“コーヒーのおとも”として考えると、セブンのドーナツはしっかりバッチリ活躍してくれます。ブラックコーヒーが好き、むしろブラックしか飲まないぜ!って人に合うのでは。
※表記価格は税込