同店の1番人気は、クッキー生地をのせて焼き上げたシュークリーム「岩シュー」。あまりの人気ぶりに、朝から並ばないと買えない、なんて噂も!
“千葉県ナンバーワン”のスイーツ店で“人気ナンバーワン”ということは、つまるところ「千葉で一番おいしいスイーツ」ということ。これを食べないわけにはいかぬ!と、筆者も朝からル・パティシエ ヨコヤマへ車を走らせました!
今回向かったのは、2号店の大久保店(こちらも食べログで星4つ超え)。10時のオープンから少し遅れて11時頃、お店へ到着すると…2か所ある駐車場はほぼ満車!
おそるおそる店内へ入ると、午前中とは思えないほどたくさんの人たちが、真剣なまなざしでケーキを選んでいます!
ショーケースの中には、何十種もの色鮮やかなケーキたちがずらり!キラキラ光を反射して、まるで宝石箱の中を覗いているようです。人気のロールケーキをはじめ、生菓子から焼き菓子まで、どれもこれも魅力的…ですが、今日の目的は「岩シュー」。四方八方からの誘惑をどうにか振り切り、まっすぐレジのお姉さんに「岩シュー10個ください!」と伝えました。
岩シューは、注文を受けてからカスタードクリームを入れてくれるもよう。店頭ではカウンター越しに、コロコロとした岩シューの皮にクリームが詰められていく様子を間近で見ることができます。筆者の10個も箱詰めされて、お会計へ。
さて、持ち帰って来た岩シューをさっそく食べてみることに。
コロンと小さな岩のような、はたまたイガグリ頭のような、可愛らしいフォルム。クッキークランブルがてっぺんに散りばめられています。手にのせてみると思いのほかずっしりとした重量感!これは期待できそう。
半分にカットしてみると…中にはたっぷりのカスタードクリームがぎっしりと、それはもう隙間なくぎっしりと、あふれんばかりに詰まっていました!
クリームをこぼさないようかぶりついた瞬間。まるで飲み物のように、ぽってりと濃厚なカスタードクリームが口の中にドドドっと流れ込んできました!
程よく厚みのあるシュー皮は、サクッと香ばしいながらもしっとりとした口あたり。カスタードのコクのある甘みとともに、バターの香りが口いっぱいに充満します。皮がフニャフニャしていないので、手でつかんでも、かぶりついてもほぼ形は崩れません。この適度なハードさが、おいしさと食べやすさをさらにランクアップ。
ギッチギチに詰まったカスタードクリームのおかげで食べごたえも文句なし。1個食べればお腹いっぱいになり、ものすごい満足感に浸れるので「しばらくシュークリームはいいかな…」と一瞬思うのですが、数分後にはもう口と胃袋がこの味を欲しているという恐ろしい中毒性。これで1個165円って安すぎやしませんかね…。
もし「言ってもシュークリームだし、ほかと大して変わらないでしょ」と思っている人がいるならば…騙されたと思って、ぜひとも一度食べてみて!シュークリームひとつで、こんなにしあわせな気持ちになれるんだってことに改めて気づくことができるはずだから。
住所:千葉県習志野市大久保1-1-34