イロハニ小雪は「和」をコンセプトに、“日本らしい”食材を使ったアイスクリームを販売するお店。3月30日にプレオープンを迎えたそうです。ここでは、ちょっと変わった“野菜味のアイスクリーム”が楽しめるとか。
アイスのサイズは S、M、L、XL から選ぶことができ、価格はそれぞれ300円、350円、400円、600円(税別)。
ふーむ、“和素材”を使った「ニホンのアイス」、気になる!ということで、さっそく筆者も食べてみることにしました。
まずはパッと目についた「サクラ」を注文。春の季節フレーバーだそうです。お花見しながら“桜アイス”を食べるなんて、なんとも乙じゃないですか、ねぇ。
と、店員さんから「アイスは M サイズ以上であれば3種類まで組み合わせることができます」とのこと。ならばと、「サクラ」にバニラベースの塩アイス「五島の塩」と、同店イチオシの野菜アイス「人参(にんじん)」を加えた3種を味わってみることに。
淡いピンクに色づけられたサクラは、枝もたわわに咲き誇る満開の桜の花のように、やさしく繊細な味。口の中に、ほんのり春風を運びます。桜餅のように香りが強くないので、桜風味が苦手な人でもこれなら食べられそう。
(※写真はイメージです)
五島の塩は、長崎県上新五島産の天日塩がキリっと効いたフレーバー。しっかりめの塩気とミルキーなアイスのバランスが絶妙です。
そして驚いたのが、人参。“根菜っぽい風味”や苦みはまったくなく、やさしい甘みやみずみずしさなど、人参の「おいしいところ」だけを凝縮した完成度の高い仕上がりに思わず唸ってしまいました!
さて、「人参」のおいしさに味をしめたので、同じく野菜フレーバーの中から、海外でも人気上昇中という注目素材「枝豆」にもトライ。いったいどんな味なのかしら。
ほんのり緑色の枝豆アイスを食べてみると…わぁ…やさしい…!やさしい味だ…!! なめらかなアイスが溶けると同時に、ほっくりとした枝豆の甘さが口の中に広がります!決して甘すぎず、かといって青臭さもまったく無し。あとからふんわりとお豆の香りが鼻から抜けていきます。
人参も枝豆も、野菜っぽさが強すぎず、素材の甘みがそのまま生かされているので次の一口が止まらなくなります。クセになる味とは、まさにこのこと。
ちなみに、同店ではビールも販売されているので“ビールに枝豆”ならぬ“ビールに枝豆アイス”ってのもなかなかゴキゲンでいいのでは?
最後に、実は第一印象から気になっていた「ほうじ茶ラテ」をオーダー。茶色い見た目は一瞬チョコレートかなと思わせますが、否、これはほうじ茶にミルクを足した和フレーバーです。
口へ運ぶと…おお!こちらはこれまで食べたフレーバーと比べて味が濃厚です!しっかり煮出されたほうじ茶の香ばしさとほろ苦さがオトナな味わい。が、ミルクのおかげでまろやかさも加わり、苦いだけじゃない、誰にでも親しみやすい味に仕上がっています。
これまでにも、ほうじ茶ラテやほうじ茶チョコにすっかりハマっていた私には大好物のフレーバーでした。
メニューにはこのほかにも、常時14種類のフレーバーがラインナップ。「苺ミルク」や「プレミアム苺シャーベット」「バニラミルク」といった定番人気のフレーバーに加え、「胡麻(ごま)」や「小豆」、ラム酒をかけて楽しめる「ラムレーズン」(ラム酒は別料金)なども用意されています。
左奥は苺シャーベット、手前中央はバニラミルク、右奥はチョコレート
また、女子が大好きな“森のバター”「アボカド」アイスももっか開発中だとか!これまた気になりますな。
新たに加わるメニューには、八角や八丁味噌、ワサビなどで味を付けたソーセージを挟んだ「自家製ソーセージのホットドッグ」や、野菜を使った「野菜スムージー」などがラインナップされるそうです。
イロハニ小雪の所在地は、東京都目黒区青葉台2-21-13。営業時間は11時~20時。お散歩の“足休め”にちょうど良い場所にありますので、ぜひふらりと立ち寄ってみては?和風アイス片手に桜見物、オススメですよ。
※アイスの価格はプレオープン価格のため、4月のグランドオープン後には変更になる可能性があります
※表記価格はすべて税別