日本各地や世界中から“美味しい肉”を集めた大人の肉ビストロ「29 Bistro Gastros(ニク ビストロ ガストロス)」が3月18日、東京・広尾にオープン。“予約が取れない店”といわれる熟成肉の専門店「旬熟成」のメンバーが新たに開業したお店だ。

熟成肉や“超希少”な鴨肉料理も楽しめる
熟成肉や“超希少”な鴨肉料理も楽しめる

ガストロスのメニューには、牛や豚の熟成肉のほか、羊肉や希少な鴨肉、ジビエなど、その日に仕入れた“旬の食材”を使った料理がラインナップされる。


●ランチタイムの目玉は週末限定「赤城牛140日熟成の極厚ローストビーフ」

土日のみ各日20食限定で、“格安”で提供されるというローストビーフ。140日間かけてじっくりとエイジング(熟成)した群馬県のブランド牛「赤城牛」を使ったメニューだ。価格は、150g で税込1,800円。ジューシーで濃厚な旨みのローストビーフを、肉本来の美味しさが楽しめるよう、シンプルに塩で食べる。

週末限定ランチ 赤城牛140日熟成の極厚ローストビーフ
週末限定ランチ 赤城牛140日熟成の極厚ローストビーフ

食べ放題の自家製パン付き(写真はイメージ)
食べ放題の自家製パン付き(写真はイメージ)

柔らかく熟成された肉はきめ細かく、噛めば噛むほどゆっくりと甘みがあふれ、口の中に広がっていく。風味や旨みはしっかりと感じられるが、牛肉がもつ独特のくさみはなくさっぱりと味わえる。

赤身肉のおいしさが存分に味わえる
赤身肉のおいしさが存分に味わえる

なお、熟成肉は、ハンバーグ(ランチタイム)や炭火焼(ディナータイム)でも楽しめるそうだ。

ランチ「熟成牛100%の自家製ハンバーグ」 1,500円
ランチ「熟成牛100%の自家製ハンバーグ」 1,500円

●ディナータイムの目玉は「マダム・ビュルゴー 鴨胸肉のロースト」

世界中の星付シェフたちから“世界一の鴨”と称され愛されているという「マダム・ビュルゴーのシャラン鴨」を使ったメニュー。この鴨は、ひと月に600羽しか世に出されない、フランス・シャラン地方の鴨の中でも“特に希少な”品種なのだとか。

“希少中の希少”という鴨肉のロースト
“希少中の希少”という鴨肉のロースト

口に入れると、ローストの香ばしさが鼻腔を抜けていく。しっとりジューシーな鴨肉は、まるでペーストのようになめらかな舌ざわり。柔らかくとろけ、口いっぱいに広がる濃厚な旨みと甘みが楽しめる。

濃厚な旨みが口の中に広がる
濃厚な旨みが口の中に広がる

このほか、「群馬県愛豚の60日熟成肉」や「長野県産の最高級黒羊サーフォーク(ラム)」、「四万十川の最大支流沿いで育った鬼北の熟成きじ」など、日替わり・月替わりでさまざまな肉料理が提供される。また、野菜のマリネを添えた「西洋風シメサバ」や、「ラングスティーヌとホタテ、水ダコのグリル」などの魚介料理も、前菜として用意される。

提供メニュー例は以下のとおり(メニューは日によって異なる)。

・前菜
ルーコラセルバチコと旬菜のグリーンサラダ 1,400円
完全無農薬のこだわり農家から 春野菜の盛り合わせ 1,800円
熟成豚のリエット メルバトースト添え 700円
ローストチキンとキノコのコンフィのピッツァ ブルゴーニュ風 950円

・肉料理
群馬県赤城牛の140日熟成肉 サーロイン 120g 4,200円~
群馬県愛豚の60日熟成肉 もも肉 120g 1,500円
マダム ビュルゴー 鴨胸肉のロースト 5,200円

・付け合わせなど
ポテトのサブレ 500円
キノコのソテー 900円
ルッコラのサラダ 500円
チーズの盛り合わせ 3種 2,400円

・デザート
イチゴとマスカルポーネのムース フレッシュイチゴを添えて 1,000円
バナナのキャラメリゼ 塩キャラメルのソース 950円

その日仕入れた「おいしいもの」が提供される  (写真は「本日のお勧め肉の盛り合わせ」 7,000円)
その日仕入れた「おいしいもの」が提供される
(写真は「本日のお勧め肉の盛り合わせ」 7,000円)

店舗所在地は、東京都渋谷区広尾5-1-20-B1F。営業時間は11時30分~14時(ラストオーダー13時30分)、および17時~24時(ラストオーダー23時)。