店舗は神戸市内に4つあるのですが、ぜひ訪れて欲しいのが本店。平日休日を問わず行列ができていることが多く、当たり前のように待ち時間が発生します。
それでも、通りに面したガラス窓から作るようすを眺めていれば、苦にならないかも。手際よく伸ばされる生地、器用にあんを包む手つき(めちゃくちゃ早い)、おいしそうな湯気をあげる蒸し器。ああ、早く食べたい!
並んでいる人のほとんどが豚まんを買っていきます。箱入りを大量買いする光景も当たり前です。
私は、その場で食べるための出来たてを注文。「バラで」とか「あったかいやつ○個」というと通じます。
ほかほかをゲットしたら、お店の前にあるスタンディングテーブルへ。おしぼりと、しょうゆ、ソースが置いてあります。文字が消えかけていて、どっちがどっちか分からないけれど…。私は何もつけずに食べるか、カラシだけをつけます。カラシは購入時にもらえますよ。
両手でも“持ち応え”がある大きな豚まん。中を見てみると、豚肉よりも多いのでは…?と思えるくらいにタマネギがたっぷりと入っています。このタマネギがあなどれない。シャキシャキとした食感と絶妙な甘みで、肉の旨みを引き立てているのです。
もっちりふっくらした皮は、ほんのり甘め。あんはあっさりとした味付けで、なんともいえないバランスがクセになります。月に一度は食べたい衝動に駆られるのだけど、東京にいるとなかなか神戸まで買いにいけないのが現実…。通販でも買えますが、やっぱり包みたて・蒸かしたての味には及びません。
ちなみに同店は、豚まんの専門店ではなく、中華料理店。本店を初めとして、店内で中華料理を楽しめます。こちらもだいたい、混み合っています。