
“夜行性”のフクロウに合わせて、お店は夜8時半から午前2時の深夜帯のみオープンする。「人気がありすぎる」ため、お店に足を踏み入れることができるのは、抽選でその権利を勝ち取った幸運な人だけだそう。
公式ホームページによると、記事執筆時点ですでに5万4千人を超える人が抽選にチャレンジしている。首を長くして待っていたフクロウファンたちが一気に応募に殺到しているようだ。

料金は20ポンド(約3,700円)で、ミクソロジスト(あらゆる食材を使ってカクテルを作るスペシャリスト)によるカクテル2杯と、2時間分のフクロウとの“ふれあいタイム”が代金に含まれる。なお、売上金は、フクロウの保護などに取り組むチャリティー団体 The Barn Owl Centre に寄付されるそうだ。
ちなみに店名にある「アニー」というのは、バーを代表するフクロウの名前。彼女はほかのフクロウたちを率いる“クイーン”で、ロンドンへやって来るのも「彼女が決めたこと」なのだとか。
アニーのほかにも、“世話役のダーウィン”や、“生意気シンダーズ”、“賢いウィンストン”など、見た目も性格もさまざまなフクロウたちが迎えてくれるそうだ。
果たして、手紙を運ぶ白フクロウ“ヘドウィグ”には会えるのだろうか?

シンダーズ(左下)、ウィンストン(右下)