これまでにも、担々麺とパンケーキが合わさった「担々パンケーキ」を食べてみたり、ワケギ入りのパンケーキを焼いてみたりと、ちょっぴり変わった“お食事系”パンケーキを食べてきたえん食べ編集部。今回は、なんとトリュフとフォアグラのマリアージュが楽しめるというパンケーキを食べに行って来ました。

トリュフもフォアグラも!なんてパンケーキだ…
トリュフもフォアグラも!なんてパンケーキだ…

響きからして贅沢そうなパンケーキを食べられるのは、ホテル インターコンチネンタル東京ベイ(東京都港区)。浜松町駅から徒歩10分ほど、お台場エリアを臨む海辺にあります。桟橋も近くにあるため、オシャレな港町をも思わせる風景。レインボーブリッジからお台場にかけてを眺められる絶景ポイントでもあります。これ、夜に来たらより“大人”な雰囲気なんだろうな。


お台場を一望できる
お台場を一望できる

お目当てのパンケーキ「新感覚大人のトリュフパンケーキ」は、1階のニューヨークラウンジで提供されています。昨年秋に期間限定で発売されたのですが、好評だったためレギュラーメニュー化されたそうです。そのお値段、単品で3,333円!なぜかゾロ目!覚えやすいけど高いぞ…!といいつつも、オススメだというシャンパンもちゃっかりとオーダーしちゃいます。

運ばれてきた大きなお皿の上には、パンケーキのイメージとは程遠い“何かの料理”がのっていました。ひときわ目を引くのは、トリュフとベーコン。もはや何が起きているのか分かりません。

ちゃんとお皿を温めてありました
ちゃんとお皿を温めてありました

よく見ると、お皿の中心にあるパンケーキは2枚重ねてあり、その上にベーコンをのせ、ポーチドエッグと思われるものをトッピング。さらにその上からソースをかけ、トリュフを散らしてあるようです。パンケーキの周囲にゴロゴロとのせてあるのは、フォアグラでしょうか。トリュフの芳醇な香りがこれでもかと嗅覚を攻撃してきます。

何がなんだか…
何がなんだか…

ナイフを入れると、期待どおりに卵がとろり。そして2枚のパンケーキの間には、生ハムがサンドされていました!これらにソースをたっぷりとからめて、トッピングしてあるフォアグラやトリュフとともに口に運びます。その味わいの衝撃たるや!これはパンケーキではない、立派なフレンチだ!!

ああ
ああ
 
ああ…
ああ…

口に入れるとまず、トリュフの香りがふわっと広がります。そこに、濃厚なソース(「ペリグーソース」というそう)のうまみ、ベーコンや生ハムの塩気が加わり、一気に“フレンチの香り”に。パンケーキ生地は甘くなく主張しすぎない味で、ソースや具材とうまく一体化しているので違和感はありません。実は、トッピングに加えて、ソースにも生地にもトリュフをが入っているのだとか!大きなフォアグラにソースをたっぷりとつけて食べているような錯覚にすらとらわれます。“フォアグラ+ペリグーソース”…やっぱりフレンチです。

これまで食べたどの“お食事系”とも異なる、例えるものが思いつかない新感覚のパンケーキでした。

パンケーキではなく“フレンチの一品”の域
パンケーキではなく“フレンチの一品”の域

それもそのはず、このパンケーキはラウンジの隣にあるフレンチレストランの料理長が開発、レストランの厨房で作られているという一品なのです。パンケーキにトリュフ、フォアグラ、生ハム、ベーコン、ポーチドエッグという不思議な素材の組み合わせながらバランスが良いのは、フレンチシェフの腕ならではなのでしょう。思わず、ソースを残さずなめ尽くしたくなってしまいました。「パンケーキを食べに…」というよりも、「ホテルのフレンチを食べに…」という表現が似合いそうな一品です。

提供時間は11時から21時まで。単品に加えて、コーヒーか紅茶がつくセット(平日3,533円~)、シャンパンかワイン1杯がつくセット(平日4,033円~)も用意されていますが、アルコールとのセットが断然オススメ。平日は比較的空いているそうなので、ちょっと贅沢なディナーにいかがですか?ビジネスユーザーが多いホテルのラウンジなので、男性の“おひとりさま”でも入りやすいですよ。

※表記価格はすべて税・サ別