ベルギーは、人口約1,120万人に対し、フリッテン専門店が5,500店舗もあるという“フライドポテト王国”。ベルギーのフリッテンは、フランダース政府により2014年1月に無形文化遺産として登録され、2015年には UNESCO(ユネスコ)の世界文化遺産にも申請される予定だとか。
ポムケでは、厳選されたベルギー産のじゃがいもを使い、ベルギー出身のシェフが作り上げた独自のフリッテンが提供される。密度や乾燥度などが“フライドポテトにもっとも適している”という品種「ビンチェ」を12mm 四方の太さにカットし、“2度揚げ”することで外はサクサク、中はホクホクの食感に仕上げられているそう。
M サイズ(550円)と L サイズ(650円)が用意されている。
自家製マヨネーズ、トマトケチャップ、サムライ(スパイシーなソース)の中から好きなディップ1種を選んで、フリッテンとセットにできる。また、タルタル、スペシャル(自家製マヨとケチャップにカットした玉ねぎを加えたもの)はそれぞれプラス50円でセットにすることができる。
なお、追加でディップを購入したい場合の価格は、自家製マヨネーズ、トマトケチャップ、サムライは各100円。タルタルとスペシャルは各150円。
●“サクほく”フリッテンを試食させてもらった!
えん食べ編集部もポムケのフリッテンを試食させてもらった。
アツアツの揚げたてフリッテンはカリッと香ばしく、中はほくほくなめらかな舌ざわり。じゃがいもがギュッと詰まった濃厚な食感で食べごたえがある。M サイズでも、女性なら十分満足を得られるボリューム感だ。2人でシェアしてもいいかもしれない。
5種のディップの中で、特に筆者が気に入ったのは「サムライ」。マヨネーズにさまざまな“アジアンスパイス”がブレンドされているというピンク色のソースは、もったりと濃厚でピリッとした辛さが後から追いかけてくる。和風のようなエスニックのような、不思議なスパイシーさが魅力だ。
●サイドディッシュ、ベルギービールも充実
フリッテンのほかにも、同店のメニューにはシェフが考案したサイドディッシュ3種がラインナップ。
「ポムケ・カルボナード」(550円)は、牛肩肉に玉ねぎ、ニンジン、いんげん豆を合わせてビールで長時間煮込んだ、ベルギーでもっともポピュラーな郷土料理。ベルギービール「トンゲレロ・ブラウン」を使い、深みのある味に仕上げられている。
「ポムケ・ヴォル・オー・ヴァン」(550円)は、濃厚なホワイトクリームソースに鶏肉と自家製ミートボールを合わせた伝統料理。マッシュルームやしいたけを加えて“和風”に仕上げられている。
「ポムケ・ミートボールトマト」(450円)は、トマトソースにミートボールを合わせたベルギーの定番家庭料理。100%豚肉のミートボールに玉ねぎを合わせ、トマトソースで煮込んで仕上げられている。
(画像はイメージ)
また、ベルギー・ビール各種も販売される。生ビールは、プリムス、セーフビール、トンゲレロ・ブラウン。瓶ビールは、リンデマンス・カシス、トンゲレロ・ブロンド、アフリゲム・ブロンドが用意される。価格帯は500円~1,000円。
(出典:ポムケ公式ホームページ)
イートイン・テイクアウトともに可能。店舗所在地は、東京都港区北青山2-12-27 ハレクラニ北青山1階 A。営業時間は11時~22時。定休日なし(2015年1月1日は休業)。
※表記価格はすべて税別