
匠苑にくいちは、黒毛和牛の“トップブランド”のひとつである神戸牛を、1g 5円という低価格で味わうことができるお店。肉屋さんを介さず肉卸問屋から直接お肉を買い付けるため、仕入れ価格を抑え、リーズナブルな値段で提供できるそうです。
お店は銀座博品館ビルの5階に位置するため、窓側の客席からは銀座の夜景が見渡せます。広々とした店内には個室も用意されているので、これからの季節は忘年会や新年会にも利用できそう。

●神戸牛のすきやきを試食
えん食べ編集部は、オープンに先駆けて神戸牛のすきやきを試食させていただきました。
テーブル中央にある IH ヒーターにお鍋がセットされ、生卵(1人1個)と追加用の割下・昆布だしがそれぞれ用意されます。

鍋がぐつぐつしてきたら、まずは「すきやき野菜セット7種」(1人前450円)を入れます。野菜から水分が出て薄まってきたら、割下を足して味を調整します。

甘辛い割下がよく染み込んだ野菜をつまみながら待っていると、神戸牛の肩ロースとブリスケ(肩バラ肉)が運ばれてきました。薄くスライスされたお肉は1枚1枚が大きくて、まるでシルクのカーテンのようにキラキラと光を反射しています。


しゃぶしゃぶのようにお肉を鍋の中にさっとくぐらせ、さくら色になったらもう食べごろ。溶いた卵に付けて口へ運ぶと…


●数量限定!神戸ビーフ品評会「優等賞」牛のお肉
匠苑にくいちではグランドオープンを記念し、「第48回みのりの祭典 神戸市牛枝肉共励会」の神戸ビーフ品評会で「優等賞」を受賞したという牛肉も数量限定で提供されます。


「優等賞」の牛肉は、口に含んだとたん、旨みを残してふわっと溶けていきます。ほんの刹那(せつな)に消えてしまう儚い口どけに思わず感動。先ほどの神戸牛よりもさらに脂がのっていて、甘みもいっそう強く感じられます。濃厚な味にもかかわらず、後味はまったく重たくないのも嬉しい!


「優等賞」の牛は1頭しかいないため、なくなり次第終了となります。食べてみたいという方は、ぜひお早めに足を運んでみてくださいね。
●オープン記念!1日50食限定“格安ランチ”
オープンを記念して、通常1,300円の「神戸牛のすき焼き丼ランチ」が、1日50食限定で税込650円で提供されます。サラダ、デザート、コーヒー付きとボリュームもたっぷり!1か月間限定ですので、お見逃しなく。
●個人的に感じた「いいね!」ポイント
“銀座にある神戸牛のお店”という響きだけ聞くと、かしこまった高級店なのかな?という印象を受けがち。ですが、匠苑にくいちは予算も雰囲気も良い意味でカジュアルでした!iPad でオーダーできるというのも気楽でいいですよね。

さらに、同店はワンドリンク制ですが、通常700円のビールやグラスワインも含むすべてのドリンクが、最初の1杯のみ500円になります。お酒を飲みたい人にとっては何ともありがたいシステム!

お鍋セット(すきやき/しゃぶしゃぶ) 各500円
神戸牛 ブリスケ(中肉・内モモ含む) 100g 500円
神戸牛 肩ロース 100g 1,100円
神戸牛 リブロース 100g 1,400円
神戸牛 サーロイン 100g 1,600円
野菜(約12種) 50~300円
神戸ユッケ 1,300円
雑炊セット/うどんセット 各250円
ボトルワイン(白/赤) 1,400円~
店舗所在地は、東京都中央区銀座8-8-11 銀座博品館ビル5階。営業時間は、平日ランチ11時30分~14時30分、ディナー17時~22時30分、土日祝ランチ11時30分~16時、ディナー17時~21時30分。
※表記価格は税別