
筆者も先日メルボルンを訪れた際、眠い目をこすりながら“現地のカフェで朝食”を体験してみました。
◆Cargo Restaurant bar(カーゴ レストラン バー)
筆者はドックランズにあるホテルに泊まっていたのですが、ホテル内のレストランが改装中だったため、たまたま近くにあったカフェ Cargo Restaurant bar を訪れたというのが運命の出会いでした。

朝の7時頃だったにも関わらず、店内ではすでにお客さんが何組か朝食を楽しんでいました。ちなみにお店のすぐ外は埠頭になっていて、朝日を浴びながら港湾沿いをジョギングする人たちの姿もちらほら。…メルボルン、朝活の充実ぶりが半端じゃないぞ!!

(出典:Cargo Restaurant bar 公式 Facebook ページ)
◆朝食メニューが豊富
Cargo の朝食メニューは10種類。ジャムとバターを添えたシンプルなトーストセットから、卵やベーコン、マッシュルームなどを合わせた盛りだくさんの朝食プレートまで用意されています。
さらに、朝食メニューのすぐ隣にはビールがラインナップ。“朝からビール”がオージースタイルなのかしら…

◆とにかく全部でかい“オージーサイズ”
今回筆者が注文したのは、「break-the-fast(ブレックザファスト)」。16ドル(約1,500円)という価格からも、そのボリュームがなんとなくご想像いただけるでしょう。トースト2枚に、お好みのスタイルに焼いてくれる卵(筆者は目玉焼きをオーダー)、ベーコン、チョリソー、マッシュルーム、ハッシュドポテトが付いたメニューです。

ベーコンは日本で食べるよりも厚めにカットされ、カリッと香ばしく焼き上げられています。噛むほどにあふれ出す肉汁。なるほどこれが欧米人を虜にするベーコンか!
そしてここ、オーストラリアでよく食べられているのがマッシュルーム。プリッと肉厚でシャキシャキと歯ごたえもよく、何も付けなくても美味しいくらい、身に旨みがたっぷりと詰まっています。

こんなでっかいのもあるんです
チョリソーは、辛みと塩気がしっかり効いたシャープな味わい。キリッと目が覚めます。濃い目の味付けなので、トーストやハッシュドポテトと一緒にほお張るといい感じ。

このほかにも、子どもの顔ぐらいはありそうな巨大ハンバーガー、トーストが見えないほどこんもりと盛られたスクランブルエッグ、グラノーラにフルーツをごろごろとのせてヨーグルトをたっぷりトッピングしたシリアルプレートなど、とにかくどれも気持ち良いくらいに豪快!



ただし特筆したいのは、サイズが大きいからといって決して“大味”ではないということ。素材の旨みを生かしつつ、調味料でビシッとアクセントを効かせた味付けは日本人の舌にも合います。全体的にちょっと濃い目の味付けだったので、朝からビールが飲みたくなってしまいました。…はっ、そういうことか!

◆今回泊まったホテル
今回筆者が宿泊していたのは、アコーグループが運営するホテルのひとつ「シーベル・メルボルン・ドックランズ」。朝食を食べた Cargo までは、歩いて5分ほどです。
ホテル内すべてのお部屋にキッチンが付いており、スーパーやコンビニで食材を買ってきて自分で調理できるので、旅費も節約できます。家族やグループで宿泊しても楽しそうですね!


ちなみに、ホテル内には完全プライベートの温水プールやスパ・サウナ、ヨガもできるジムなどもあります。また、ビジネスで訪れる人のための会議室などもあるそう。
現在はリノベーション中ですが、ホテル内のレストランは年内をめどに完成されるとのこと。完成後はホテル内で朝食をとることができるようになりますが、それまでは朝の光を浴びながら埠頭をちょっと歩いて、Cargo でオージースタイルのブレックファストを楽しむのもいいかも。

(出典:Cargo Restaurant bar 公式 Facebook ページ)