気付けば夏も後半に突入。街を歩いていると、ショーウィンドウにはもう秋物の服たちが涼しげに並んでいます。夏の終わりとともに、そろそろアイスも食べおさめ…なんてことはありませんよ!アイスは1年じゅう美味しく食べられるスイーツですからね!

ということで今日ご紹介するのは、一見するとソフトクリームのようなのですが、これまでのソフトクリームの概念は完全に吹っ飛んでしまうアイス、白一の「生アイス」です!


にょきーーーん
にょきーーーん

…はい。出オチな感じが否めませんが、そう!白一のアイスは細く長く、天高く巻き上げられたアイスクリームなのです!こんな背の高いアイス、筆者は初めてみました!ちなみにコーンはカップにも変更できます。価格は390円。

さて、驚くのは見た目だけではありません。その製法にも、お店のこだわりが詰まっているんです。

白一の生アイスは、加工等で乳脂肪分を上げた牛乳は一切使わず、乳脂肪分4.0以上の良質な“特選生乳”を使って作られているそう。さらに、生のアイスとしての風味を損なわないよう、卵、生クリーム、バター、保存料などは一切使っていないのだとか。

白一のアイスは生アイスであって、ソフトクリームにあらず。
白一のアイスは生アイスであって、ソフトクリームにあらず。

白一の生アイスは時間が経つにつれて表面がギュギュっと固まるため、“巻きあがり10秒後”が食べごろだそう。表面はきゅっと引き締まった口当たりで、口に含むと柔らかくてきめ細かいアイスがとろ~り溶け出す不思議な食感が楽しめます。

表面がぎゅっと引き締まっているので倒れにくいし、垂れにくい
表面がぎゅっと引き締まっているので倒れにくいし、垂れにくい

食べてみると、コクがあって濃厚なのに後味はさっぱり!シンプルなだけにミルクの美味しさがガツンとダイレクトに味覚に届きます。こんなにボリュームがあるのに、甘さがしつこくないのでクセになる!また明日も食べに来たくなる美味しさです。

ちなみに白一のメニューには、コーヒー牛乳に生アイスを合わせた「白一珈琲」と、牛乳に生アイスを合わせた「白一牛乳」(各470円)もあります。

せっかく来たので、「白一珈琲」もいただいてみることに。

ピョコン
ピョコン

カップになみなみと注がれたコーヒー牛乳の中から、生アイスの先っぽがピョコン。アイスはカップの底にまでたっぷり入っていて、ずっしりと重みを感じます。

キリッと冷えたほんのり苦いコーヒー牛乳に、濃厚な生アイスを少しずつ溶かして食べると最高に美味!アイスについた氷の細かい粒のシャリシャリ感も楽しめます。アイスもコーヒーもすっきりとした甘さなので、食後のデザートやおやつにもぴったり!

コーヒーの中にもアイスがたっぷり
コーヒーの中にもアイスがたっぷり

夏の終わりの昼下がりに生アイスを食べながら、「白一のアイスみたいに細くて長い人生を送りたいな~」なんてぼんやりと思うのでした。