新宿「時屋」で食べられる「生クリーム入りどら焼き」
ドラえもんの好物といえばこれ

国民的人気キャラクターのドラえもん。彼の大好物といえば「どら焼き」だが、そのモデルとなった商品を販売する店が新宿にあるのをご存知だろうか。

新宿「時屋」

「時屋」は、JR新宿駅西口から徒歩3、4分の場所にある甘味喫茶。昭和23年(1948年)創業と長い歴史を持つ店だ。


「時屋」はJR新宿駅西口から徒歩3、4分の場所にある甘味喫茶
歴史を感じる

時屋「どら焼き」

「時屋」の看板商品である「どら焼き」は『ドラえもん』の作者である漫画家・藤子・F・不二雄氏の大好物。作中でドラえもんがおいしそうに頬張っているどら焼きも「時屋」の商品がモデルであると言われている。

店内はちょっとレトロな雰囲気。平日のお昼過ぎ、丁度おやつタイムだったこともあってか少し混雑していたものの、スムーズに席に着けた。注文したのは人気商品である「生クリーム入りどら焼き」とコーヒーのセット(税込830円)、追加で小どら焼き(税込190円)。

新宿「時屋」で注文した「生クリームどら焼き」と「小どら焼き」
1個がデカい

「時屋」のアイスコーヒー
アイスコーヒーもなんだかレトロな感じでgood

まずは小どら焼きから。持ってみるとほわっと温かい。提供する前にレンジで20秒ほど温めているそう。そのひと手間が嬉しいなぁ。

「時屋」の小どら焼き
皮の閉じ方が『ドラえもん』に登場するどら焼きっぽい

ぎっしり詰まったアンコは粒あん。ほろっと甘く、豆の存在がしっかり感じられる。ふわふわ生地との相性もばつぐんだ。思わず「これぞどら焼き!」と万歳したくなるくらい理想的な味。小サイズといえど結構大きめなので、これ1個でもかなりの満足感がある。

「時屋」の小どら焼き
アンコぎっしり

「時屋」の小どら焼き
これぞ「the どら焼き」って感じだ

お次は本命の「生クリーム入りどら焼き」。「時屋」の焼印が入ったそれは小どら焼きよりひと回り大きいサイズで、生クリームとアンコがたっぷり挟まれている。一口かじってみると…めちゃくちゃミルキー!ふわふわ生クリームのミルク感がぶわっと広がり、続けてアンコの上品な甘み、そしてしっとりとした生地の食感が楽しめる。お世辞抜きで、これまで食べてきた生クリーム入りどら焼きの中で一番うまい。

「時屋」の生クリーム入りどら焼き
焼印入り

「時屋」の生クリーム入りどら焼き
生クリーム×アンコ=最高

また「時屋」ではテイクアウトも可能。小、中(税込300円)、大(税込1,100円)とお好きなサイズのどら焼きを購入できる。その中でも特に目をひくのが「特大どら焼き(税込2,750円)」。その重さなんと約1kg超え、直径は25cmにもなるという。いくらなんでもデカすぎ。

「時屋」の特大どら焼き
何人分だ…?

「時屋」の特大どら焼き
他と比べてもその大きさがわかる

人気商品のため午前中で売切れてしまうことが多いそう。確実に手に入れたい方は予約必須。

ドラえもん、そして藤子・F・不二雄氏が愛した新宿「時屋」のどら焼き。いつ自宅の引き出しから猫型ロボットが飛び出してきても大丈夫なように、常備しておきたい一品だ。

■「時屋」概要
住所:東京都新宿区西新宿1-5-1 新宿西口ハルク 1F
営業時間:11時~21時30分(月~土)、11時~20時(日、祝)
定休日:無休