「浪花家総本店」は明治42年に創業した元祖たいやき専門店
海には行けないのでせめて空を泳ぐ

“日本国内で最も売れたシングル”といわれている『およげ!たいやきくん』。そのモデルとなった店が麻布十番にあると聞き、実際に行ってみた。

麻布十番の駅から徒歩5、6分ほどの場所にある「浪花家総本店」。明治42年に創業した“元祖たいやき専門店”だ。初代が「めでたい(鯛)」にちなんで鯛の型で焼くことを考案し、売り出したのが始まりだそう。

「浪花家総本店」は明治42年に創業した元祖たいやき専門店
歴史を感じさせる看板

たい焼きには、鯛のかたちをした型で1匹ずつ焼く「天然」と、大きな型を使って一度に何匹も焼く「養殖」の2種がある。もちろん、浪花家総本店で提供されるたい焼きは「天然モノ」。職人一人ひとりが手間ひまかけて1匹ずつ焼きあげている。

「浪花家総本店」は明治42年に創業した元祖たいやき専門店で現在も手焼きを行っている
天然モノのたい焼き

「たい焼き、1匹ください」と伝えると、「予約入れとくから!15分くらい後にまた来てね!」とのこと。焼きあがるまで周囲をぶらぶらしながら時間をつぶした。日によっては1、2時間待ちの場合もあるそう。どうしても食べたい方は事前に予約をしておくのがおすすめだ。

「浪花家総本店」のスタッフ
優しいおじさんが注文を受けてくれた

15分後、焼きたてを受け取る。価格は1匹180円(税込)。噛りつくと、サクッと香ばしい生地の中にほろっと甘いアンコがたっぷり。豆に存在感のある粒あんは、小豆本来の旨みが残る絶妙な甘さ加減だ。さっくり軽やか、なおかつ食べ応えのある1匹に仕上げられている。

明治42年に創業した元祖たいやき専門店「浪花家総本店」のたい焼き
あちち

明治42年に創業した元祖たいやき専門店「浪花家総本店」のたい焼き
生地がサックサクでたまらんウマさ

明治42年に創業した元祖たいやき専門店「浪花家総本店」のたい焼き
アンコはほろっと甘い

アンコと一緒に、職人のこだわりと技術がぎゅっと詰まった「浪花家総本店」のたい焼き。「およげ!たいやきくん」をBGMに、“天然モノ”を1匹楽しんでみてはいかがだろうか。

■「浪花家総本店」の概要
住所:東京都港区麻布十番1-8-14
営業時間:10時~20時
定休日:火曜(祝日の場合は翌日)、第三水曜